F1 トロロッソ 本田技研工業 2018年のF1世界選手権 ホンダF1
トロロッソ・ホンダは、2018年F1マシン『STR13』のシェイクダウンの模様を収めた動画を公開した。

トロロッソとホンダがタッグを組んだ新生“トロロッソ・ホンダ”は、プレシーズンテストに先駆けて2月21日(水)にフィルミングデーを利用してイタリアのミサノ・サーキットで新車STR13のシェイクダウンを実施。生憎の雨となったが、トラブルフリーでSTR13での初走行を終えた。

トロロッソのテクニカルディレクターを務めるジェームス・キーは「フィルミングデイーから本当に良い兆候があった。昨年、我々は5周でエンジンを交換したが、今年は上限の100kmとなる23周を走行し、ランチタイムで完了した。“WOW”だったね」と述べている。

トロロッソ・ホンダ STR13は、昨年マシンで好評を博したブルー&レッドのカラーリングを継続。今年はさらにドライバーのレーシングスーツやチームウェアがブルーを基調にしたものに変更され、フレッシュな印象を与えている。

26日からスタートしたF1バルセロナ合同テストでは、初日にブレンドン・ハートレーが93周を走行。最終日にはピエール・ガスリーがホンダのこれまでの1日の最多走行距離となる147周を走破。4日間で全チームのトップとなる324周を走破し、ホンダのF1パワーユニットの信頼性に対する懸念を打ち消して見せた。

信頼性は示したものの、まだホンダの2018年F1パワーユニット『RA618H』はフルパワーでの走行は行っておらず、トロロッソ・ホンダはラップタイム的には中団の位置している。そのため、本当のパフォーマンスと信頼性については来週行われる第2回プレシーズンテストで真価が問われることになる。

第2回目のプレシーズンテストは、3月6日(火)から9日(金)までの4日間、今回と同じスペイン・バルセロナのカタルニア・サーキットで行われる。



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カテゴリー: F1 / トロロッソ