トロロッソ・ホンダ 「ロングランでのグレイニングが主な課題」 / F1メキシコGP 初日
トロロッソ・ホンダのチーフエンジニアを務めるジョナサン・エドルズが、F1メキシコGP初日の作業を振り返った。

「メキシコのサーキットの標高と空気の薄さはクルマの冷却に大きな負荷をかけるので、我々はこの特殊なコンディションに対処するためにいくつか新しいパーツをここに持ち込んだ。それらはうまく機能しているように思う」とジョナサン・エドルズはコメント。

「一晩の雨によって開始時のトラックは濡れていたので、周囲の気圧が低く、ダウンフォースが不足していることと相まって、最初の40分間のドライタイヤでの走行はドライバーにとって難しいものだった」

「FP1のためにいくつか空力面とメカニカル面のテストを計画していたが、最終コーナーのバリアの修理のための長い赤旗により、計画全体を完了することができなかった。その代わり、ドライバーにできるだけ多くの周回数を走らせ、マシンのバランスを微調整した」

「このようなトラックコンディションではプライムタイヤは良好なパフォーマンスを発揮していたが、オプションタイヤでは他のマシンよりも酷いグレイングが確認できた。低速でのリアのサポートが主な問題だったため、その制約に対処するためにFP2にむけていくつかの変更を加えた。変更はうまく機能し、両方のドライバーがマシンに自信を感じていた。それがラップタイムにも表れている」

「ショートランではまだパフォーマンスを引き出せるはずだ。FP1にバランスはうまく改善できたが、まだ完璧ではない。ロングランでのグレイニングが主な制約であり、それは3つのコンパウンドすべてで明らかだった」

「レースにむけた最適な戦略を決定するために今夜調べなければならないことはたくさんある。要約するとチームにとっては非常にポジティブな一日だった。運営面はすべてがスムーズに進んだし、パフォーマンスも期待していたよりも高いかもしれない。予選とレースでもこのレベルを維持していきたい」

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カテゴリー: F1 / トロロッソ / ホンダF1 / F1メキシコGP