F1 トロロッソ・ホンダ
トロロッソ・ホンダF1のチーフ・レースエンジニアを務めるジョンサン・エドルズが、F1フランスGP初日の作業を振り返った。

トロロッソ・ホンダは、ホンダの“スペック3”エンジンについて戦略を分け、ダニール・クビアトに新スペックを投入、アレクサンダー・アルホンは旧型の“スペック2”を継続するという決定しており、2人のドライバーでプログラムを分けた。

「ポール・リカールは非常に暑い週末になりそうだし、それはタイヤに楽な時間を与えてくれない。熱に苦しんでいたし、一日のメインの話題となった」とジョナサン・エドルズはコメント。

「高い路面温度になると予想していたので、ショートランであったもワーキングレンジの低いC4を機能させるのは難しくなるだろうと思っていた」

「今週末はダニールのクルマにホンダの新しいスペック3パワーユニットを搭載することを決定した。彼のシーズン4基目となり、グリッド後方からスタートすることになるので今回のタイヤ選択は理想的ではない。2台ともFP1の開始時からグリップとバランス、特にタイヤのオーバーヒートに苦しんでいた。だが、セッション中にいくつかの変更を施し、FP2に向けてそれはクルマを改善させることに役立った」

「ダニールにとってはそれほど標準的な週末ではないため、午後のセッションの開始時はラップタイムを記録することに取り組むのではなく、クルマについて学ぶために2つのオプションタイヤを走ることができた。アレックスに関してはよりストレートなセッションとなったし、実際、プライムタイヤはワーキングレンジが高く、ショートランでもオプションと同じようなパフォーマンスを発揮している。FP2のコンディションにより適していた」

「ほとんどの週末で言っていることだが、今回もミッドフィールドはかなりタイトに見えるし、予選に向けてほんの数分の1秒を見つけられるかどうかが違いを生むことになるだろう。我々は期待していたよりも順位表で少し後方にいるので今夜はすべてのデータを見直し、明日とレースに向けてクルマを微調整していく」

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カテゴリー: F1 / トロロッソ / ホンダF1