F1 トロロッソ・ホンダ
トロロッソのF1チーム代表を務めるフランツ・トストは、ホンダとの2年目となる今年ようやく“完全なパッケージ”を手に入れることができ、ひとつレベルが上のパフォーマンスを発揮できていると考えている。

今年から親チームのレッドブル・レーシングもホンダのF1エンジンを搭載。トロロッソの今季マシンSTR14は、レッドブル・テクノロジーズを介してレッドブルの昨年マシンRB14のパーツが多数使用されている。

前戦モナコGPでは、今季初の2台揃ってQ3進出を果たし、決勝では2017年にスペインGP以来となるダブル入賞を達成した。

「ここまでのところ、トロロッソは競争力のあるパッケージをまとている」とフランツ・トストはコメント。

「我々には速く、空力だけでなく、メカニカル的にもうまく機能するクルマがある。そして、パワーユニット面ではホンダという非常に強力なパートナーがいる。我々には2人の競争力と高いスキルをもったドライバーがいある」

「二人とは本当に良い仕事をしているし、チームも改善している。完全なパッケージであり、現在はかなりいい感じだと言える」

「我々は空力部門を入れ替えた。品質を向上させるために生産工程も大幅に変更した。また、組み立て作業においても多くの作業方法と工程を変更している。クルマはかなり優れており、全てが結果として現れていると
思う」

F1カナダGPでは、ダニール・クビアトが3戦連続の入賞となる10位でフィニッシュ。アレクサンダー・アルボンはオープニングラップの接触でフロントウイングの交換が必要となり、最後尾から追い上げることがほぼ不可能となったことで残り11周でPUをセーブするためにリタイアした。

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カテゴリー: F1 / トロロッソ