F1 トロロッソ・ホンダ アメリカGP
トロロッソの副テクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンが、F1アメリカGPの予選を振り返った。

トロロッソ・ホンダの2台は揃ってQ2に進出するも、2台ともグリッド降格が決まっているためアタックは行わず、調整のための走行を行い、リザルト上はピエール・ガスリーが13番手、ブレンドン・ハートレーが14番手で予選を終了した。

「今日は今週末で初めてドライでの走行ができ、このサーキットを初めて走るピエールにとっては、特に重要な一日だった」とジョディ・エギントンはコメント。

「金曜日はドライであまり走れなかったので、今日のP3をフルに使ってタイヤのデータを集め、昨日できなかったセットアップも進めた。チームは膨大な作業を完了すべく懸命に仕事を進め、2人のドライバーもそれぞれ違うコンパウンドのタイヤでさまざまな状況を試し、PUのセッティングも行った。また、ショートランではロングラン時に行ったセットアップの評価を行うことができた

「PU交換ペナルティーがあるので、予選の走り方もいつもとは異なったが、2人とも3回のアタックを行い、マシンパッケージについて理解を深めることができた。」

「ピエールはかなりの競争力を発揮し、Q1を7番手で終えたが、ラップタイムを見るとQ3進出の可能性も十分あったと思う。ブレンドンはやや遅れましたが、15番手を確保した。両者ともにQ2へ進出したが、PU交換によって後方グリッドになるのは決まっていたので、Q2ではタイム計測を行わなかった」

「ただ、このPU交換を決断したことで、パフォーマンスは上がっているし、これはシーズン残りのレースも続いていくわけなので、満足している」

「明日のレースでは、PUのパフォーマンス向上も考慮すると、いいレースができるチャンスは十分あるし、2台ともにポジションを上げていけると感じている」

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カテゴリー: F1 / トロロッソ / F1アメリカGP