F1 トロロッソ ホンダF1 ショーン・ゲラエル 本田技研工業
トロロッソのチーフレースエンジニアを務めるジョナサン・エドルズが、F1バルセロナテスト1日目のトロロッソ・ホンダの作業、ホンダのF1パワーユニット交換に至った原因について語った。

トロロッソ・ホンダのテスト初日はショーン・ゲラエルが走行を担当。午前中に45周を走り込んだが、セッション終盤にラジエーターから大きなオイル漏れが発生。ホンダF1はパワーユニットがダメージを受けた可能性を考慮し、交換を決断する。

だが、この作業に時間がかかり、4時間の午後のセッションでコースに復帰できたのはラスト20分。ショーン・ゲラエルは午後に5周しただけでセッションを終えることになった。

ホンダF1は、2日間のテストで今後に向けてPU関連のいくつかの新しいアイデアを試す予定だったが、トロロッソのチーフレースエンジニアを務めるジョナサン・エドルズは、初日のトラブルにより、2日目にどのプログラムを優先して行なうべきか、プランを練り直す必要があると語る。

「今回のテストにはかなり多くのプログラムを詰め込む形で臨んでいます。さらに前進するためにマシンに対する理解を深めるためのプログラムや、新しいパーツの確認を行なう予定です。テストドライバーとしてまたショーン・ゲラエルを迎えられて嬉しく思っています」とジョナサン・エドルズはコメント。

「午前中はいいスタートを切り、空力やタイヤへの理解を深めるためのプログラム、セッティングのテストなどを行ないました。しかし、午前のセッションの終盤にラジエーターの不具合から大きなオイル漏れが起こりました。その影響によりPUへのダメージの可能性があったためPUを交換することにしました」

「マシン復旧のためにメカニックは一生懸命作業してくれました。午後に最大限にプッシュした走行を行なう予定だったのですが、それは適いませんでした。ゲラエル選手は午後のセッションの終盤で20分だけ走ることができましたが、些細なトラブルの解決のために半日を費やし、やりたかったプログラムをこなせなかったのは残念です。明日どのプログラムを優先して行なうべきか、今晩プランを練り直さなければなりません」

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カテゴリー: F1 / トロロッソ