トロ・ロッソ売却を再考するディートリッヒ・マテシッツ
レッドブルのオーナーであるディートリッヒ・マテシッツは、彼のトロ・ロッソの持株の売却を再考していると語った。

トロ・ロッソのチーム株式を、ゲルハルト・ベルガーとトロ・ロッソを50%ずつ保有しているディートリッヒ・マテシッツは、今年の初めに彼の持ち株を売却を売却するつもりであることを明らかにしていた。

しかし、モンツァでのセバスチャン・ベッテルの優勝、そして最新のレッドブルの影を薄くさせるほどのトロ・ロッソのパフォーマンスをみて、チームを保有し続けたいという誘惑にかられていることを明かした。

「全てをそのままにするかもしれない。」

「我々はまだ新しいルールを知らされていなかった。何が書かれるかによる。各チームが個々に設計と製造をしなければならないという部分だ。」

「興味深い買い手が現れるか見てみるつもりだ。しかし、まったく売りたくないということも起こるかもしれない。今は、まだ何も決まっていないと言えるだろう。」

またマテシッツは、まだ決定はしていないものの、セバスチャン・ブルデーが来シーズンのトロ・ロッソのシートのひとつを争っていることを明らかにした。

「我々は全ての可能性をチェックする。ブルデーはその中のひとりのままだ。しかし、全体的として、そこにはあまり多くの可能性はない。」

また、今シーズン末で引退するデビッド・クルサードが来シーズンもレッドブルの一員として留まることも明らかにした。

「彼は他の義務を持つことになるが、レッドブル・レーシングの一員のままだ。数日間テストをするだろう。彼の意見は常に素晴らしい。DCはある意味チームのスーパーバイザーになるだろう。」

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カテゴリー: F1 / トロロッソ / レッドブル・レーシング