スージー・ヴォルフ
ウィリアムズの開発ドライバーを務めるスージー・ヴォルフは、チームが新たにエイドリアン・スーティルとリザーブドライバー契約を結んだことに驚くと同時に落胆したことを認めた。

F1オーストラリアGP予選でレースドライバーのバルテリ・ボッタスが腰の椎間板を損傷したことを受け、スージー・ヴォルフは自分がリザーブドライバーに指名されるという期待を抱いたかもしれない。

しかし、メディアの報道では、実際にバルテリ・ボッタスの代役を立てるとなれば、それを担うのはウィリアムズのエンジンサプライヤーであるメルセデスのリザーブドライバーであるパスカル・ウェーレインだとみられていた。

その後、リザーブドライバー契約を急いでまとめたエイドリアン・スーティルがセパンのパドックゲートをくぐり、バルテリ・ボッタスのマシンでシート合わせを行った。

ウィリアムムのチーム代表フランク・ウィリアムズは、エイドリアン・スーティルの起用について「つい最近の2014年シーズンにレースしたことが、彼に今の世代のレースカーについての卓越した知識を与えた。その必要が生じた場合には、彼はFW37で堅実なドライブをし、我々の2015年の戦いをサポートしてくれるだろう」

しかしながら、スージー・ヴォルフにとって、エイドリアン・スーティルの起用は驚きだった。

全グランプリに帯同するスージー・ヴォルフは、スペインGPとイギリスGPの金曜フリー走行1回目に参加する予定であり、バルセロナとオーストリアのレース後テストでもドライブすることになっている。

それだけでなく、わずか1カ月前のバルセロナテストで2015年のウィリアムズのF1マシン『FE37』のステアリングを握った経験もある。

エイドリアン・スーティルのニュースについて、スージー・ヴォルフは「もちろん、落胆しました。あのニュースは私たち全員にとって、予期しない驚きだったと思います」と Sky にコメント。

「チームの決定は尊重しています。彼らはよりレース経験のあるドライバーを望み、スーティルを選んだと思います」

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カテゴリー: F1 / スージー・ヴォルフ / ウィリアムズ・レーシング