SUPER GT 鈴鹿300km 鈴鹿サーキット 2018年のSUPER GT
2018年のSUPER GT 第3戦「鈴鹿300km」の公式予選が19日(土)に鈴鹿サーキットで行われ、No.8 ARTA NSX-GT (伊沢拓也/野尻智紀)がコースレコードを更新してポールポジションを獲得した。

昨年まで8月に真夏の1000kmとして開催されていた鈴鹿大会だが、今年から300kmのレースとして第3戦に移動。天候は晴れではるものの、非常に風が強く、気温19℃、路面温度26℃という涼しいコンディションで予選セッションはスタートした。

SUPER GTのコースレコードは昨年記録された1分47秒074。Q1では、No.8 ARTA NSX-GTの伊沢拓也が早くもそれを2秒2上回り、1分44秒806を記録。Q1では全車が昨年のコースレコードを更新する結果となった。

Honda NSX-GT勢の全5台がQ1を突破。LEXUS LC500勢は1号車と36号車のTOM'Sの2台、NISSAN GT-R NISMO GT500勢は12号車1台のみのQ1突破となった。第2戦富士を制し、ウェイトハンディ52kgに加えて燃料流量リストリクターも1段階絞られるNo.23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)は最下位で予選を終えた。

10分間のQ2。最初にコースインしたNo.64 Epson Modulo NSX-GTの松浦孝亮がコースオフ。劣勢に立たされるとともに、コース上には砂が捲かれることになった。

ポールポジションを獲得したのはNo.8 ARTA NSX-GT (伊沢拓也/野尻智紀)。野尻智紀がコースレコードをさらに縮める1分44秒319を記録してポールポジションを獲得した。2番手にはNo.100 RAYBRIG NSX-GT(ジェンソン・バトン/山本尚貴)が続き、Honda NSX-GT勢がフロントローを独占。3番手にもNo.17 KEIHIN NSX-GT(小暮卓史/塚越広大)が続いた。

LEXUS LC500勢はNo.1 KeePer TOM'S LC500(ニック・キャシディ/平川亮)が意地の4番手、NISSAN GT-R NISMO GT500勢はNo.12 カルソニック IMPUL GT-R(ヤン・マーデンボロー/佐々木大樹)が6番手だった。

GT300クラスは、No.96 K-tunes RC F GT3(新田守男/中山雄一)がクラスのコースレコードを更新する1分55秒531を記録。2番手には0.6秒差をつけてポールポジションを獲得した。2位以下は9台が1秒以内という接戦になった。

2018年 SUPER GT 第3戦 鈴鹿サーキット 公式予選

Po.No.マシンドライバー(Q1/Q2)タイヤWHタイム
18ARTA NSX-GT伊沢拓也/野尻智紀BS61分44秒319
2100RAYBRIG NSX-GTジェンソン・バトン/山本尚貴BS341分44秒473
317KEIHIN NSX-GT小暮卓史/塚越広大BS421分44秒834
41KeePer TOM'S LC500ニック・キャシディ/平川亮BS301分45秒181
564Epson Modulo NSX-GTベルトラン・バゲット/松浦孝亮DL 1分45秒202
612カルソニック IMPUL GT-Rヤン・マーデンボロー/佐々木大樹
BS101分45秒351
716MOTUL MUGEN NSX-GT武藤英紀/中嶋大祐YH21分46秒405
836au TOM’S LC500中嶋一貴/関口雄飛BS161分59秒203
919WedsSport ADVAN LC500山下健太/国本雄資YH41分45秒934
1038ZENT CERUMO LC500立川祐路/石浦宏明BS301分45秒997
1124フォーラムエンジニアリングADVAN GT-Rジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/高星明誠YH101分46秒013
123CRAFTSPORTS MOTUL GT-R千代勝正/本山哲MI101分46秒018
1339DENSO KOBELCO SARD LC500ヘイキ・コバライネン/小林可夢偉BS301分46秒211
146WAKO’S 4CR LC500ジェームス・ロシター/大嶋和也BS281分46秒287
1523MOTUL AUTECH GT-R松田次生/ロニー・クインタレッリ
MI521分46秒306


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カテゴリー: F1 / SUPER GT