松田次生 2025年シーズンをもってSUPER GTでの活動を終了
日産モータースポーツ&カスタマイズは、SUPER GT GT500クラスに参戦している松田次生が今シーズンをもって同シリーズでの活動を終了すると発表した。

松田は2006年に日産/NISMOと契約し、フェアレディZ(Z33)、Nissan GT-R(R35)、そして現在のフェアレディZ(RZ34)のGT500仕様車で20シーズンにわたりSUPER GTに参戦。Nissan GT-R NISMO GT500で2度のシリーズチャンピオンを獲得し、シリーズ最多となる25勝※、JGTC/SUPER GT通算202戦※、総獲得ポイント1267※という偉大な記録を残した。

※他メーカーでの勝利数、参戦数を含む。最終戦もてぎは含まず。

NMCは「これまで松田選手を応援し、サポートしてくださったファンや関係者の皆さまに感謝し、最後のレースとなる第8戦もてぎでの走りに注目してほしい」としている。

松田次生
「第6戦SUGOで25勝を達成し、まだやれるという気持ちがありつつも、目標を達成した時点で降りるのが僕らしいのではないかと思い自分で決断しました。また、SUGOではGT500で初優勝をした若い後輩の姿を見た時に、次の世代にバトンを繋げられたような、嬉しいような寂しいような不思議な気持ちになりました。長い間熱く応援していただいたファンの皆さま、サポートをしていただいた日産、苦楽を共にしてきたNISMO、TEAM IMPUL、KONDO RACING、タイヤメーカー各社、ずっと支えて下さったスポンサーの皆さま、僕のレース活動に携わって下さった全ての皆さま、そして家族に心の底から感謝しています。僕はレースが、そしてサーキットで皆さんが応援してくれているあの何とも言えない緊張感が、また何よりもクルマを走らせることが大好きです。SUPER GTは卒業しますが、レーシングドライバー松田次生はずっと卒業せずに走り続けます」

真田裕 NMC社長
「日産系ドライバーとして20年間にわたり、素晴らしいドライビングでファンの皆さまや私たちを魅了してくれたことはもとより、GT500クラスの車両やタイヤの開発においても大きく貢献していただきましたことに深く感謝しています。松田選手のクルマに対する情熱は大変熱く、レースに限らずドリフトから市販車両にまでおよび、歴代のZやスカイライン、GT-Rと幅広くクルマを楽しむことに加え、知識も非常に豊富です。これからも引き続き、日産/NMCの様々な活動に携わっていただきたいと考えています。まずは最終戦もてぎを全力で戦っていただけるように、しっかりサポートして参ります」

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カテゴリー: F1 / SUPER GT