福住仁嶺 SUPER GT
福住仁嶺が、2019年のSUPER GT GT300クラスにAUTOBACS RACING TEAM AGURI(オートバックス・レーシング・チーム・アグリ)から参戦することが発表された。

2015年に全日本F3選手権を4位で終えた福住仁嶺は、2016年にGP3に参戦して7位、翌年は3位でシーズンを終え、“F1に最も近い日本人ドライバー”として2018年はF2にステップアップ。

しかし、F2では17ポイントの獲得に留まり17位、並行して参戦したスーパーフォーミュラではポイントを獲得できずにシーズンを終えた。

今年は日本に戻ってスーパーフォーミュラに参戦するとともに、オートバックス・レーシング・チーム・アグリからGT300クラスに参戦することが決定した。高木真一とともに#55 ARTA NSX GT3を走らせる。

ARTA Project プロデューサー/総監督を務める鈴木 亜久里はARTA Projectは「今年22年目を迎えることになりました。これもひとえにこのプロジェクトをスタート当初から支えていただいた株式会社オートバックスセブンをはじめ、たくさんの協賛企業のおかげだと感謝しております。また、当プロジェクトの主旨でありますドライバー育成の理念に共感していただき、多大な協力をいただいている本田技研工業株式会社、株式会社ブリヂストンにも改めて感謝申し上げます」とコメント。

「今年もARTA Projectは、SUPER GTへのチーム参戦と全日本カート選手権の協賛を続けて参ります。SUPER GT GT500クラスは、昨年同様野尻智紀選手と伊沢拓也選手がARTA NSX-GTで参戦します。昨年もチャンピオン争いに加わりながら、最後の詰めが足りずにシリーズ3位となってしまいましたが、今年こそは2度目のチャンピオン獲得に向けて、チーム一丸となって戦って参ります」

「SUPER GT GT300クラスは、ARTA NSX GT3で高木真一選手と本田技研工業株式会社の育成ドライバーとして、昨年FIA Formula 2に参戦した福住仁嶺選手で戦っていきます。福住選手は当プロジェクトの元スカラシップ生であり、今後のステップアップに大いに役立つ経験となるものと考えています」

「全日本カート選手権は、株式会社オートバックスセブンの冠協賛を今年もいただき、OKクラスに賞金とスカラシップを提供して、次世代のドライバー育成のお手伝いを続けて参ります」

「また、武藤英紀選手、塚越広大選手、山本尚貴選手、松浦孝亮選手、小林崇志選手、松下信治選手、昨年に引き続きスカラシップを獲得した佐藤蓮選手を加えた7名を今年のサポートドライバーとして応援していきます」

「社会貢献活動としての小学校を訪問しての課外授業も、一人でも多くの子供たちに「クルマ好き」になってもらうための活動として、引き続き行って参ります。私たちがクルマ社会に貢献できることは、本当に僅かなことかもしれませんが、その使命と責任をしっかり胸に刻み、今年も活動を続けて参りますので、今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします」

ホンダ 2019年 SUPER GT GT300 参戦体制
チーム名No.ドライバー年齢2018年戦績
TEAM UPGARAGE
(チーム・アップガレージ)
18小林 崇志
(コバヤシ・タカシ)
31GT300
12位
松浦 孝亮
(マツウラ・コウスケ)
39GT500
19位
Modulo Drago CORSE
(モデューロ・ドラゴ・コルセ)
34道上 龍
(ミチガミ・リョウ)
45GT300
14位
大津 弘樹
(オオツ・ヒロキ)
24
AUTOBACS RACING TEAM AGURI
(オートバックス・レーシング・チーム・アグリ)
55高木 真一
(タカギ・シンイチ)
48GT300
2位
福住 仁嶺
(フクズミ・ニレイ)
21F2 17位


このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / SUPER GT