【SUPER GT】 ホンダ:第2戦 富士スピードウェイ 決勝レポート
2018年のSUPER GT 第2戦が5月3日(木)~4日(金)に富士スピードウェイで開催され、ホンダ勢はGT500クラスでNo.8 ARTA NSX-GTが8位、No.100 RAYBRIG NSX-GTが9位入賞。GT300クラスではNo.34 Modulo KENWOOD NSX GT3が初ポイントを獲得した。
初日木曜日の午前は、発達した低気圧の影響で朝から風雨が強まり霧で視界不良となったため、フリー走行は中止となった。
午後には天候が回復したが、タイムスケジュールの関係から、予選は通常の一次予選・二次予選の形式ではなく、GT300クラス、GT500クラスそれぞれ20分間の計時セッションを行って決定することになった。その結果、No.16 MOTUL MUGEN NSX-GT(武藤英紀/中嶋大祐)がホンダ勢最上位の6番手につけた。
金曜日の決勝レースは、通常より長い500kmの長丁場。5万5000人の大観衆が見守る快晴の空の下でレースがスタートした。
No.16 MOTUL MUGEN NSX-GTは6番手のポジションを守ってレースをスタートするが、その背後には予選で12番手と奮わなかったNo.8 ARTA NSX-GT(野尻智紀/伊沢拓也)、さらに、その後方にNo.100 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴/ジェンソン・バトン)が続いた。
No.8 ARTA NSX-GTは最初のドライバー交代が終わった段階でHonda勢のトップに立ち、No.100 RAYBRIG NSX-GT、No.16 MOTUL MUGEN NSX-GTがそれを追う形となった。2回目のドライバー交代を終えたNo.8 ARTA NSX-GTはそのまま110周のレースを走りきり8位に入賞、No.100 RAYBRIG NSX-GTは30kgのウエイトハンデを抱えながらも9位でフィニッシュして、ともにシリーズポイントを獲得した。
開幕戦優勝のNo.17 KEIHIN NSX-GT(塚越広大/小暮卓史)は惜しくも11位。No.16 MOTUL MUGEN NSX-GTはタイヤトラブルで中嶋、武藤が相次いで予定外のピットストップを行って順位を落とし、No.64 EPSON MODULO NSX-GTはトラブルで無得点に終わtt。シリーズランキングではNo.17 KEIHIN NSX-GTが2位、No.100 RAYBRIG NSX-GTが3位につけている。
GT300クラスではNo.34 Modulo KENWOOD NSX GT3(道上龍/大津弘樹)がクラス8位に入賞し、今シーズン初ポイントを獲得した。
野尻智紀(8位)
「富士はダウンフォースの少ないサーキットで、セットアップで対応するのは難しく、予選では苦戦しました。しかし、決勝に向けてなんとかグリップを出そうとチームと考えて決勝に臨みました。レースではマシンを乗りこなそうと格闘しました。その中で、まだまだセットアップやドライビングを今年のマシンに合わせて工夫する必要があるなと、いろいろ気づいたこともありました。次のレースまで時間はありませんがHondaのホームサーキットでいい成績を出せるよう準備をします」
伊沢拓也(8位)
「僕が担当した第1スティントでは抜きつ抜かれつの状態になりましたがんばりました。しかし、2回目のスティントではペースを上げられず、今後に課題が残りました。とはいえ、予選12番手からポイント圏内まで順位を上げられたのでほっとしています。もう少し上の成績ならよかったのですが、ドライバーもチームもミスなくレースをした結果今シーズン初ポイントを獲得できたので、次につながったかなと思います。鈴鹿は得意なコースですから、チャンスはあると思っています」
佐伯昌浩 (プロジェクトリーダー)
「事前テストのときからこのコースに合わせきれていなかったうえ、悪天候のためフリー走行の走り込みができなかったので、予選で苦戦してしまいました。エンジンの煮詰めももう一歩必要でしたし、タイヤ選択も分かれ目になりました。決勝レースでは、ベストラップという点ではライバルに対し遜色なかったのですが、路面温度の変化に対してラップタイムが安定せず少しずつ差をつけられてしまいました。第3戦はホームコースの鈴鹿なので、いい結果を出せるようがんばります」
カテゴリー: F1 / SUPER GT
初日木曜日の午前は、発達した低気圧の影響で朝から風雨が強まり霧で視界不良となったため、フリー走行は中止となった。
午後には天候が回復したが、タイムスケジュールの関係から、予選は通常の一次予選・二次予選の形式ではなく、GT300クラス、GT500クラスそれぞれ20分間の計時セッションを行って決定することになった。その結果、No.16 MOTUL MUGEN NSX-GT(武藤英紀/中嶋大祐)がホンダ勢最上位の6番手につけた。
金曜日の決勝レースは、通常より長い500kmの長丁場。5万5000人の大観衆が見守る快晴の空の下でレースがスタートした。
No.16 MOTUL MUGEN NSX-GTは6番手のポジションを守ってレースをスタートするが、その背後には予選で12番手と奮わなかったNo.8 ARTA NSX-GT(野尻智紀/伊沢拓也)、さらに、その後方にNo.100 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴/ジェンソン・バトン)が続いた。
No.8 ARTA NSX-GTは最初のドライバー交代が終わった段階でHonda勢のトップに立ち、No.100 RAYBRIG NSX-GT、No.16 MOTUL MUGEN NSX-GTがそれを追う形となった。2回目のドライバー交代を終えたNo.8 ARTA NSX-GTはそのまま110周のレースを走りきり8位に入賞、No.100 RAYBRIG NSX-GTは30kgのウエイトハンデを抱えながらも9位でフィニッシュして、ともにシリーズポイントを獲得した。
開幕戦優勝のNo.17 KEIHIN NSX-GT(塚越広大/小暮卓史)は惜しくも11位。No.16 MOTUL MUGEN NSX-GTはタイヤトラブルで中嶋、武藤が相次いで予定外のピットストップを行って順位を落とし、No.64 EPSON MODULO NSX-GTはトラブルで無得点に終わtt。シリーズランキングではNo.17 KEIHIN NSX-GTが2位、No.100 RAYBRIG NSX-GTが3位につけている。
GT300クラスではNo.34 Modulo KENWOOD NSX GT3(道上龍/大津弘樹)がクラス8位に入賞し、今シーズン初ポイントを獲得した。
野尻智紀(8位)
「富士はダウンフォースの少ないサーキットで、セットアップで対応するのは難しく、予選では苦戦しました。しかし、決勝に向けてなんとかグリップを出そうとチームと考えて決勝に臨みました。レースではマシンを乗りこなそうと格闘しました。その中で、まだまだセットアップやドライビングを今年のマシンに合わせて工夫する必要があるなと、いろいろ気づいたこともありました。次のレースまで時間はありませんがHondaのホームサーキットでいい成績を出せるよう準備をします」
伊沢拓也(8位)
「僕が担当した第1スティントでは抜きつ抜かれつの状態になりましたがんばりました。しかし、2回目のスティントではペースを上げられず、今後に課題が残りました。とはいえ、予選12番手からポイント圏内まで順位を上げられたのでほっとしています。もう少し上の成績ならよかったのですが、ドライバーもチームもミスなくレースをした結果今シーズン初ポイントを獲得できたので、次につながったかなと思います。鈴鹿は得意なコースですから、チャンスはあると思っています」
佐伯昌浩 (プロジェクトリーダー)
「事前テストのときからこのコースに合わせきれていなかったうえ、悪天候のためフリー走行の走り込みができなかったので、予選で苦戦してしまいました。エンジンの煮詰めももう一歩必要でしたし、タイヤ選択も分かれ目になりました。決勝レースでは、ベストラップという点ではライバルに対し遜色なかったのですが、路面温度の変化に対してラップタイムが安定せず少しずつ差をつけられてしまいました。第3戦はホームコースの鈴鹿なので、いい結果を出せるようがんばります」
カテゴリー: F1 / SUPER GT