【SUPER GT】 ホンダ:スーパーGT 第3戦もてぎ 予選&決勝レポート
2016 オートバックス SUPER GTの最終ラウンド「MOTEGI GT GRAND FINAL」は、栃木県芳賀郡茂木町にあるツインリンクもてぎで第3戦/第8戦の2レースが行われる。
12日(土)は、熊本地震の影響によりキャンセルとなった第3戦オートポリスの代替レースとなる「SUPER GT Round3 GT250kmレース」の予選および決勝レースが開催された。
もてぎラウンドでの予選は、第3戦が12日(土)、第8戦が13日(日)に行われるが、それぞれに各チームのドライバー1名ずつエントリーし、15分の予選タイムアタックで決勝グリッドが決定。また、「SUPER GT Round3 GT250kmレース」は、これまで獲得したドライバーズ・ポイント×1kgに換算した重量のウェイトハンデを搭載して予選と決勝を戦う。
予選開始時は昨夜の降雨により路面はまだ濡れた状態だった。路面は予選が進むにつれて徐々に乾き始めたが、ほとんどのチームがレインタイヤのままでタイムアタックに挑んだ。
ホンダ勢は、#100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GTの山本尚貴が4番手、#64 Epson NSX CONCEPT-GTのベルトラン・バゲットが5番手、#15 ドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GTの武藤英紀が7番手、#8 ARTA NSX CONCEPT-GTの松浦孝亮が9番手、#17 KEIHIN NSX CONCEPT-GTの小暮卓史が13番手となった。
午後の決勝レースは、完全なドライコンディションの下で行わた。
4番手スタートの#100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GTは、22周まで山本がライバルの追撃を抑えて4位を走行したが、終始タイヤのゴムかすがタイヤから剥がれにくくなる、ピックアップの症状に苦しみ、最終的には10位でチェッカーを受けた。
#8 ARTA NSX CONCEPT-GTは11位、#15 ドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GTは12位、#64 Epson NSX CONCEPT-GTは13位で完走を果たしたが、#17 KEIHIN NSX CONCEPT-GTはギアボックスのトラブルのためにリタイアとなった。
13日(日)の最終戦「SUPER GT Round8 GT250kmレース」は、全車がウェイトハンデ無しで決勝レースを争う。
GT500クラス予選が9時5分に始まり、決勝レースは13時30分にスタートする予定。
山本尚貴 (#100 チーム・クニミツ)
決勝はピックアップの影響でグリップ力が低下し、苦戦を強いられました。ピックアップというとタイヤに原因があると思われがちですが、実際には様々な要素が積み重なり1台のクルマが出来上がっているので、タイヤだけでなくマシンや僕たちドライバーにも責任はあると思っています。明日も苦しい戦いになるかもしれませんが、少しでもピックアップの状況を改善するためにセッティングの見直しを行い、シーズン最後のレースを良い形で終えたいです。
伊沢拓也 (#100 チーム・クニミツ)
今日はレースの後半を担当しましたが、ドライバー交代直後から順位を落とす苦しい戦いとなりました。ホンダ勢の中では最上位でしたが、良いところを見つけることが難しかったです。明日はNSX CONCEPT-GTで戦う最後のレースですし、Hondaのホームコースなので、絶対に諦めることなく全力で戦い抜きます。そうした努力が来年の戦いに繋がると信じています。
松本雅彦 (Honda GTプロジェクトリーダー)
予選結果から順位を落とす悔しいレースとなりました。
ピックアップが主にフロントタイヤで発生したため、アンダーステアとなってペースを上げることができませんでした。ピックアップの程度はタイヤのコンパウンドにより違いますが、ピックアップが起きにくいタイヤではペースが上がらないため、タイヤ選択が非常に難しかったです。明日に向けてタイヤ選択やサスペンションのセッティングを見直したうえで、NSX本来の速さを引き出したいと思います。
関連:【SUPER GT】 第3戦 結果:フォーラムエンジニアリングが今季2勝目
カテゴリー: F1 / SUPER GT
12日(土)は、熊本地震の影響によりキャンセルとなった第3戦オートポリスの代替レースとなる「SUPER GT Round3 GT250kmレース」の予選および決勝レースが開催された。
もてぎラウンドでの予選は、第3戦が12日(土)、第8戦が13日(日)に行われるが、それぞれに各チームのドライバー1名ずつエントリーし、15分の予選タイムアタックで決勝グリッドが決定。また、「SUPER GT Round3 GT250kmレース」は、これまで獲得したドライバーズ・ポイント×1kgに換算した重量のウェイトハンデを搭載して予選と決勝を戦う。
予選開始時は昨夜の降雨により路面はまだ濡れた状態だった。路面は予選が進むにつれて徐々に乾き始めたが、ほとんどのチームがレインタイヤのままでタイムアタックに挑んだ。
ホンダ勢は、#100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GTの山本尚貴が4番手、#64 Epson NSX CONCEPT-GTのベルトラン・バゲットが5番手、#15 ドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GTの武藤英紀が7番手、#8 ARTA NSX CONCEPT-GTの松浦孝亮が9番手、#17 KEIHIN NSX CONCEPT-GTの小暮卓史が13番手となった。
午後の決勝レースは、完全なドライコンディションの下で行わた。
4番手スタートの#100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GTは、22周まで山本がライバルの追撃を抑えて4位を走行したが、終始タイヤのゴムかすがタイヤから剥がれにくくなる、ピックアップの症状に苦しみ、最終的には10位でチェッカーを受けた。
#8 ARTA NSX CONCEPT-GTは11位、#15 ドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GTは12位、#64 Epson NSX CONCEPT-GTは13位で完走を果たしたが、#17 KEIHIN NSX CONCEPT-GTはギアボックスのトラブルのためにリタイアとなった。
13日(日)の最終戦「SUPER GT Round8 GT250kmレース」は、全車がウェイトハンデ無しで決勝レースを争う。
GT500クラス予選が9時5分に始まり、決勝レースは13時30分にスタートする予定。
山本尚貴 (#100 チーム・クニミツ)
決勝はピックアップの影響でグリップ力が低下し、苦戦を強いられました。ピックアップというとタイヤに原因があると思われがちですが、実際には様々な要素が積み重なり1台のクルマが出来上がっているので、タイヤだけでなくマシンや僕たちドライバーにも責任はあると思っています。明日も苦しい戦いになるかもしれませんが、少しでもピックアップの状況を改善するためにセッティングの見直しを行い、シーズン最後のレースを良い形で終えたいです。
伊沢拓也 (#100 チーム・クニミツ)
今日はレースの後半を担当しましたが、ドライバー交代直後から順位を落とす苦しい戦いとなりました。ホンダ勢の中では最上位でしたが、良いところを見つけることが難しかったです。明日はNSX CONCEPT-GTで戦う最後のレースですし、Hondaのホームコースなので、絶対に諦めることなく全力で戦い抜きます。そうした努力が来年の戦いに繋がると信じています。
松本雅彦 (Honda GTプロジェクトリーダー)
予選結果から順位を落とす悔しいレースとなりました。
ピックアップが主にフロントタイヤで発生したため、アンダーステアとなってペースを上げることができませんでした。ピックアップの程度はタイヤのコンパウンドにより違いますが、ピックアップが起きにくいタイヤではペースが上がらないため、タイヤ選択が非常に難しかったです。明日に向けてタイヤ選択やサスペンションのセッティングを見直したうえで、NSX本来の速さを引き出したいと思います。
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