SUPER GT:リアライズコーポレーション ADVAN Zがポールポジション獲得
2023年 SUPER GT 第4戦の公式予選が8月5日(土)に富士スピードウェイで行われ、GT500クラスではNo.24 リアライズコーポレーション ADVAN Z(佐々木大樹/平手晃平)の佐々木が見事な走りでポールポジションを獲得。GT300クラスはNo.4 グッドスマイル 初音ミク AMG(谷口信輝/片岡龍也)の谷口が6年ぶりのGT300クラス予選1位となった。両チームは、明日8月6日の決勝レースを各クラスの最前列からスタートする。
気温30度を超える暑さの中、GT500クラスの予選Q1は午後3時20分から10分間で行われた。今回もトップから1秒以内に13台がひしめく接戦となったが、まずは午前の公式練習から好調なNo.16 ARTA MUGEN NSX-GT(福住仁嶺)がここでも1分27秒858を叩き出してトップ通過を果たす。2番手には1分27秒935でNo.24 リアライズコーポレーション ADVAN Z(平手晃平)。3番手はNo.8 ARTA MUGEN NSX-GT(野尻智紀)が1分28秒025で続いた。今季で引退を表明した立川祐路の最多ポールポジション記録更新に繋げるため、是が非でもQ2に進出したいNo.38 ZENT CERUMO GR Supraは、石浦宏明が1分28秒273の5番手タイムを叩き出し、TOYOTA GR Supra GT500勢で唯一のQ2進出を果たした。
予選Q2においてもARTA勢が速さを見せ、No.16 ARTA MUGEN NSX-GT(大津弘樹)が1分27秒813、No.8 ARTA MUGEN NSX-GT(大湯都史樹)が1分27秒852の好タイムをマーク。ついにARTA勢の予選ワン・ツーが達成されるかと思われた。だが、最後にNo.24 リアライズコーポレーション ADVAN Z(佐々木大樹)が1分27秒763を叩き出して、ポールポジションを奪った。24号車は前戦、第3戦鈴鹿の予選でトップタイムだったが、予選後の車検で思わぬ違反事項が判明して痛恨のノータイム。その雪辱を果たすポールポジションとなった。16号車、8号車は予選2、3位から決勝での逆襲を狙う。またトヨタのホームコースである富士での最後の予選に挑んだ38号車の立川は1分28秒326の7位となった。明日の決勝では大挙駆けつけるであろうファンの応援に応える走りを見せてくれるはずだ。
GT300クラスのQ1は前戦のチームランキングによりA/Bの2組に別けられて行われ、 A組ではNo.11 GAINER TANAX GT-R(富田竜一郎)が、B組はNo.4 グッドスマイル 初音ミク AMG(片岡龍也)がトップとなる。両組の上位8台、計16台で競ったQ2では、今日午前の公式練習、Q1A組でもトップタイムだった4号車の谷口が圧巻の走りを見せ、1分36秒395のトップタイムを記録。谷口にとって2017年以来の通算6回目のポールポジションを獲得した。
■GT500
No.24 リアライズコーポレーション ADVAN Z
佐々木 大樹
「ここ1年半くらいで僕の1番ダメなアタックで、まさかポールポジションが獲れるとは思ってはいませんでした。でもチームが本当に良いクルマを用意してくれ、ヨコハマさんも良いタイヤを用意してくれた結果です。このタイヤは決勝レースを見据えたものなので、ロングランにも自信があります。この週末はチームも必勝体制で臨んでいるので、(速さが結果に繋がらなかった前戦の)鈴鹿の分もお返しできればと思います。クルマも速いし、明日(決勝)はドライでも良いし、雨の予報もありますが、ヨコハマさんの雨用タイヤがテストで進化していることを確認しているので、雨でもやってやろうと言う気持ちがあります。24号車の走りを楽しみにしてください」
■GT300
No.4 グッドスマイル 初音ミク AMG
谷口 信輝
「6年ぶりですか、忘れていました(笑)。走り終わってから(このインタビューのために)スタッフが「走れ!走れ!」と急かすから、アタックよりも疲れましたね(笑)。明日(決勝)も勝ちたいと思いますが、お願いだから雨は降らないでほしいね。でも第2戦の富士も(マシンを壊すまでは)良い感じでしたので、今回も片岡とチームと力を合わせてがんばりたいと思います」
予選結果
■GT500
1.No.24 リアライズコーポレーション ADVAN Z - 1分27秒763
2.No.16 ARTA MUGEN NSX-GT - 1分27秒813
3.No.8 ARTA MUGEN NSX-GT - 1分27秒852
4.No.3 Niterra MOTUL Z - 1分28秒114
5.No.17 Astemo NSX-GT - 1分28秒226
6.No.100 STANLEY NSX-GT - 1分28秒295
7.No.38 ZENT CERUMO GR Supra - 1分28秒326
8.No.64 Modulo NSX-GT - 1分28秒667
9.No.19 WedsSport ADVAN GR Supra - 1分28秒608
10.No.39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra - 1分28秒708
11.No.14 ENEOS X PRIME GR Supra - 1分28秒764
12.No.37 Deloitte TOM’S GR Supra - 1分28秒802
13.No.23 MOTUL AUTECH Z - 1分28秒842
14.No.1 MARELLI IMPUL Z - 1分29秒238
15.No.36 au TOM’S GR Supra - 1分29秒436
■GT300
1.No.4 グッドスマイル 初音ミク AMG - 1分36秒395
2.No.61 SUBARU BRZ R&D SPORT - 1分36秒705
3.No.31 apr LC500h GT - 1分36秒775
4.No.11 GAINER TANAX GT-R - 1分36秒854
5.No.88 JLOC ランボルギーニ GT3 - 1分36秒882
6.No.6 DOBOT Audi R8 LMS - 1分36秒982
7.No.20 シェイドレーシング GR86 GT - 1分36秒983
8.No.10 PONOS GAINER GT-R - 1分37秒037
9.No.50 ANEST IWATA Racing RC F GT3 - 1分37秒070
10.No.87 Bamboo Airways ランボルギーニ GT3 - 1分37秒078
11.No.56 リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R - 1分37秒342
12.No.25 HOPPY Schatz GR Supra GT - 1分37秒475
13.No.96 K-tunes RC F GT3 - 1分37秒525
14.No.65 LEON PYRAMID AMG - 1分37秒577
15.No.60 Syntium LMcorsa GR Supra GT - 1分37秒655
16.No.360 RUNUP RIVAUX GT-R - 1分37秒907
17.No.7 Studie BMW M4 - 1分38秒035
18.No.244 HACHI-ICHI GR Supra GT - 1分37秒926
19.No.5 マッハ車検 エアバスター MC86 マッハ号 - 1分38秒058
20.No.30 apr GR86 GT - 1分37秒984
21.No.18 UPGARAGE NSX GT3 - 1分38秒067
22.No.52 埼玉トヨペットGB GR Supra GT - 1分38秒273
23.No.2 muta Racing GR86 GT - 1分38秒198
24.No.9 PACIFIC ぶいすぽっ NAC AMG - 1分38秒390
25.No.48 植毛ケーズフロンティア GT-R - 1分38秒366
26.No.27 Yogibo NSX GT3 - 1分38秒754
27.No.22 アールキューズ AMG GT3 - 1分39秒886
カテゴリー: F1 / SUPER GT
気温30度を超える暑さの中、GT500クラスの予選Q1は午後3時20分から10分間で行われた。今回もトップから1秒以内に13台がひしめく接戦となったが、まずは午前の公式練習から好調なNo.16 ARTA MUGEN NSX-GT(福住仁嶺)がここでも1分27秒858を叩き出してトップ通過を果たす。2番手には1分27秒935でNo.24 リアライズコーポレーション ADVAN Z(平手晃平)。3番手はNo.8 ARTA MUGEN NSX-GT(野尻智紀)が1分28秒025で続いた。今季で引退を表明した立川祐路の最多ポールポジション記録更新に繋げるため、是が非でもQ2に進出したいNo.38 ZENT CERUMO GR Supraは、石浦宏明が1分28秒273の5番手タイムを叩き出し、TOYOTA GR Supra GT500勢で唯一のQ2進出を果たした。
予選Q2においてもARTA勢が速さを見せ、No.16 ARTA MUGEN NSX-GT(大津弘樹)が1分27秒813、No.8 ARTA MUGEN NSX-GT(大湯都史樹)が1分27秒852の好タイムをマーク。ついにARTA勢の予選ワン・ツーが達成されるかと思われた。だが、最後にNo.24 リアライズコーポレーション ADVAN Z(佐々木大樹)が1分27秒763を叩き出して、ポールポジションを奪った。24号車は前戦、第3戦鈴鹿の予選でトップタイムだったが、予選後の車検で思わぬ違反事項が判明して痛恨のノータイム。その雪辱を果たすポールポジションとなった。16号車、8号車は予選2、3位から決勝での逆襲を狙う。またトヨタのホームコースである富士での最後の予選に挑んだ38号車の立川は1分28秒326の7位となった。明日の決勝では大挙駆けつけるであろうファンの応援に応える走りを見せてくれるはずだ。
GT300クラスのQ1は前戦のチームランキングによりA/Bの2組に別けられて行われ、 A組ではNo.11 GAINER TANAX GT-R(富田竜一郎)が、B組はNo.4 グッドスマイル 初音ミク AMG(片岡龍也)がトップとなる。両組の上位8台、計16台で競ったQ2では、今日午前の公式練習、Q1A組でもトップタイムだった4号車の谷口が圧巻の走りを見せ、1分36秒395のトップタイムを記録。谷口にとって2017年以来の通算6回目のポールポジションを獲得した。
■GT500
No.24 リアライズコーポレーション ADVAN Z
佐々木 大樹
「ここ1年半くらいで僕の1番ダメなアタックで、まさかポールポジションが獲れるとは思ってはいませんでした。でもチームが本当に良いクルマを用意してくれ、ヨコハマさんも良いタイヤを用意してくれた結果です。このタイヤは決勝レースを見据えたものなので、ロングランにも自信があります。この週末はチームも必勝体制で臨んでいるので、(速さが結果に繋がらなかった前戦の)鈴鹿の分もお返しできればと思います。クルマも速いし、明日(決勝)はドライでも良いし、雨の予報もありますが、ヨコハマさんの雨用タイヤがテストで進化していることを確認しているので、雨でもやってやろうと言う気持ちがあります。24号車の走りを楽しみにしてください」
■GT300
No.4 グッドスマイル 初音ミク AMG
谷口 信輝
「6年ぶりですか、忘れていました(笑)。走り終わってから(このインタビューのために)スタッフが「走れ!走れ!」と急かすから、アタックよりも疲れましたね(笑)。明日(決勝)も勝ちたいと思いますが、お願いだから雨は降らないでほしいね。でも第2戦の富士も(マシンを壊すまでは)良い感じでしたので、今回も片岡とチームと力を合わせてがんばりたいと思います」
予選結果
■GT500
1.No.24 リアライズコーポレーション ADVAN Z - 1分27秒763
2.No.16 ARTA MUGEN NSX-GT - 1分27秒813
3.No.8 ARTA MUGEN NSX-GT - 1分27秒852
4.No.3 Niterra MOTUL Z - 1分28秒114
5.No.17 Astemo NSX-GT - 1分28秒226
6.No.100 STANLEY NSX-GT - 1分28秒295
7.No.38 ZENT CERUMO GR Supra - 1分28秒326
8.No.64 Modulo NSX-GT - 1分28秒667
9.No.19 WedsSport ADVAN GR Supra - 1分28秒608
10.No.39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra - 1分28秒708
11.No.14 ENEOS X PRIME GR Supra - 1分28秒764
12.No.37 Deloitte TOM’S GR Supra - 1分28秒802
13.No.23 MOTUL AUTECH Z - 1分28秒842
14.No.1 MARELLI IMPUL Z - 1分29秒238
15.No.36 au TOM’S GR Supra - 1分29秒436
■GT300
1.No.4 グッドスマイル 初音ミク AMG - 1分36秒395
2.No.61 SUBARU BRZ R&D SPORT - 1分36秒705
3.No.31 apr LC500h GT - 1分36秒775
4.No.11 GAINER TANAX GT-R - 1分36秒854
5.No.88 JLOC ランボルギーニ GT3 - 1分36秒882
6.No.6 DOBOT Audi R8 LMS - 1分36秒982
7.No.20 シェイドレーシング GR86 GT - 1分36秒983
8.No.10 PONOS GAINER GT-R - 1分37秒037
9.No.50 ANEST IWATA Racing RC F GT3 - 1分37秒070
10.No.87 Bamboo Airways ランボルギーニ GT3 - 1分37秒078
11.No.56 リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R - 1分37秒342
12.No.25 HOPPY Schatz GR Supra GT - 1分37秒475
13.No.96 K-tunes RC F GT3 - 1分37秒525
14.No.65 LEON PYRAMID AMG - 1分37秒577
15.No.60 Syntium LMcorsa GR Supra GT - 1分37秒655
16.No.360 RUNUP RIVAUX GT-R - 1分37秒907
17.No.7 Studie BMW M4 - 1分38秒035
18.No.244 HACHI-ICHI GR Supra GT - 1分37秒926
19.No.5 マッハ車検 エアバスター MC86 マッハ号 - 1分38秒058
20.No.30 apr GR86 GT - 1分37秒984
21.No.18 UPGARAGE NSX GT3 - 1分38秒067
22.No.52 埼玉トヨペットGB GR Supra GT - 1分38秒273
23.No.2 muta Racing GR86 GT - 1分38秒198
24.No.9 PACIFIC ぶいすぽっ NAC AMG - 1分38秒390
25.No.48 植毛ケーズフロンティア GT-R - 1分38秒366
26.No.27 Yogibo NSX GT3 - 1分38秒754
27.No.22 アールキューズ AMG GT3 - 1分39秒886
カテゴリー: F1 / SUPER GT