スーパーフォーミュラ ツインリンクもでぎ
スーパーフォーミュラ 第4戦「ツインリンクもてぎ2&4レース」の決勝が20日(日)に行われ、ピエール・ガスリー(TEAM MUGEN)が初優勝を飾った。

気温28℃、路面温度30℃。直前に小雨は降ったものの、ドライコンディションとなった決勝。今回のレースはタイヤが交換義務づけられており、上位3台がソフト、その後ろ3台がミディアムを装着するなど、各チームでタイヤ戦略は分れた。

スタートでは2番グリッドの小林可夢偉(KCMG)が好スタートを切ってトップで1コーナーに突入。オーバーテイクボタンを使って後続を引き離す。

ソフトタイヤでスタートした小林可夢偉は、34周目までスティントを延ばして、後続に37秒差をつけてピットイン。しかし、ピットで右リアタイアの交換に手間取って30秒をロス。事実上のトップのドライバーから12秒ほど後方でコースに復帰することになった。

全マシンで最後となる41周までピットインを延ばした石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)がピットに入り、トップに立ったのはピエール・ガスリー(TEMA MUGEN)。

ミディアムスタートのピエール・ガスリーは、ソフトでの第2スティントで小林可夢偉とのギャップをさらに広げてトップでチェッカー。スーパーフォーミュラで初優勝を成し遂げた。

2位には小林可夢偉が続き、今シーズン初表彰台。波乱の予選もあり、参戦3年目にして初優勝が見えていただけに残念なレースとなった。

3位はフェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS)。前戦に続き、表彰台を獲得した。

4位は17番手スタートの石浦宏明。5位にニック・キャシディ、6位には山下健太とKONDO RACINGがダブル入賞。7位はアンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)、8位には野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が続いた。

2017 スーパーフォーミュラ 第4戦 もてぎ 決勝 結果

Po.No.ドライバーチームエンジン
115ピエール・ガスリーTEAM MUGENホンダ
218小林可夢偉KCMGトヨタ
37フェリックス・ローゼンクヴィストSUNOCO TEAM LEMANSトヨタ
42石浦宏明P.MU/CERUMO・INGINGトヨタ
53ニック・キャシディKONDO RACINGトヨタ
64山下健太KONDO RACINGトヨタ
736アンドレ・ロッテラーVANTELIN TEAM TOM’Sトヨタ
840野尻 智紀DOCOMO TEAM DANDELION RACINGホンダ
910塚越 広大REAL RACINGホンダ
108大嶋和也SUNOCO TEAM LEMANSトヨタ
1137中嶋一貴VANTELIN TEAM TOM’Sトヨタ
1264中嶋 大祐TCS NAKAJIMA RACINGホンダ
1316山本 尚貴TEAM MUGENホンダ
1420ヤン・マーデンボローITOCHU ENEX TEAM IMPULトヨタ
151国本雄資P.MU/CERUMO・INGINGトヨタ
1619関口雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPULトヨタ
1750小暮 卓史B-Max Racing teamホンダ
1865ナレイン・カーティケヤンTCS NAKAJIMA RACINGホンダ
1941伊沢 拓也DOCOMO TEAM DANDELION RACINGホンダ


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カテゴリー: F1 / スーパーフォーミュラ