スペインGPで鈴木亜久里と話すフランツ・ヨーゼフ・ヴァイグル(写真中央)
スーパーアグリの救済に、ドイツの自動車会社ヴァイグル・グループ(Weigl Group)が名乗りをあげたという。

ヴァイグル・グループのフランツ・ヨーゼフ・ヴァイグルは、スペインGPでスーパーアグリを訪れた。

ヴァイグル・グループは、期間限定で資金を提供する契約を提案しているとされ、契約金額は約650万ポンド(約13億円)といわれている。この契約が成立すれば、スーパーアグリは、残りのシーズンでより長期的な契約を見つけるまで、チームを存続できることになる。

スーパーアグリのオーナー鈴木亜久里は、30日(水)にホンダの上層部と交渉するために日本へ飛び立った。鈴木亜久里は、スーパーアグリ存続のため、このヴァイグル・グループの提案を受け入れるようホンダを説得するとみられている。

鈴木亜久里はスペインGPで、30日のホンダとの会議がスーパーアグリがF1に残留するために重要な会議になると“autosport.com”に語った。

「来週は非常に重要です。私は来週の水曜日にホンダと会議があります。それは、チームの将来にとって重要なポイントになります。現在、我々はいかなるマシンの開発も行っていません。これは非常に深刻です。存続するための解決策を見つけようとしています」

ホンダは、今後スーパーアグリに対して1戦ごとの支援を行わないとの姿勢をみせている。

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カテゴリー: F1 / スーパーアグリ