F1公式パートナーのサンタンデールが無料教育支援「Open Academy」始動
F1の公式リテールバンキングパートナーであるサンタンデール銀行は、教育の可視化とアクセシビリティ向上を目的とした新たなグローバルキャンペーンを開始した。F1の世界的な影響力を活用し、生涯学習と包括的な教育の重要性を伝える狙いだ。

このキャンペーンの中核を担うのが「Santander Open Academy」というオンライン学習プラットフォームだ。

世界中の誰でも無料でアクセス可能で、テクノロジー、語学、ビジネススキル、金融教育など多岐にわたる分野における一流講師陣による講義や、有名大学・教育機関からの奨学金制度も提供されている。

F1とのパートナーシップを通じ、スポーツとストーリーテリングの力を借りて、学びの魅力をグローバルに訴求する構想だ。

加えて今回、元F1世界王者のジェンソン・バトンと元ウィリアムズ副代表クレア・ウィリアムズの共同制作による無料オンラインコース「ハイパフォーマンス・リーダーシップ」も開講された。リーダーシップや意思決定、コミュニケーション力を育成する内容となっており、Open Academy上で誰でも受講できる。

F1のESG(環境・社会・ガバナンス)責任者であるエレン・ジョーンズはこう語っている。

「教育はF1の基盤そのものです。あらゆる背景を持つ人々がモータースポーツの未来を目指せるよう、私たちは取り組んでいます。同じ価値観を持つパートナーであるサンタンデールが、F1にインスパイアされた教育を世界に広げるのは素晴らしいことです」

また、サンタンデール・ウニベルシダデス(大学部門)の副代表であるラファエル・エルナンデスは次のように述べている。

「Santander Open Academyの使命は“扉を開く”ことです。キャリアの転換、再学習、スキルアップ――どんな動機であっても、私たちはよりアクセスしやすく、よりインスピレーションを与える学びの場を提供したいと考えています。F1と連携することで、新たな層にリーチし、教育の価値をグローバルに訴求できます」

今回のキャンペーンは「Life After F1」と題されたユーモラスなモキュメンタリー風ショートフィルムとともに、F1の公式デジタルチャネルを通じて世界各地で展開される予定だ。バトンが主演を務め、物語形式でOpen Academyの魅力を紹介している。



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カテゴリー: F1 / F1スポンサー