2024年 F1スペインGP 決勝:トップ10 F1ドライバーコメント
2024年のF1世界選手権 第10戦 スペインGPの決勝でトップ10入りしたドライバーのコメント。
2番グリッドからスタートしたマックス・フェルスタッペンは、3周目にトップに立つと独走。ハーフディスタンスをこなした時点で後続に8秒以上の差をつけ、タイミングを選んでピットストップをする盤石の展開。バルセロナでは3年連続、今季7勝目、通算61勝目を挙げた。
1位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
「全力を尽くした結果、バルセロナでの優勝につなげることができ、とてもうれしい。スタート後は2周でトップに立ってレースを有利に進めることができ、さらにチームはアグレッシブな戦略と的確な判断をしてくれた。レースをリードし始めると、守りの戦略で最後までプッシュする必要があった。僕たちはペースが少し足りず、タイヤの面でマクラーレン勢の方が優勢に見えたので、この点について改善策を探さなければならない。ランド・ノリスが後方からプッシュしてきていたので、こちらも少しプッシュして走る必要があった。レースでは自分たちのパフォーマンスを最大限に引き出しながら、 タイヤをできる限りマネジメントすることが重要になる。 とはいえ、優勝を持ち帰ることができてよかったし、チームとしてとてもいいレースになった。ミスもなく、チームは今年最速のピットストップタイムをマークすることができて、すばらしい週末になった」
2位:ランド・ノリス(マクラーレン)
「悔しいスタートだった。シンプルにそう思う。マックスに少し遅れを取ってしまった。彼は完全に並んでいたわけではなかったけど、ジョージが外側にいたため操縦する余地がなく、それが敗因となった。残念だけど、バルセロナから得られるポジティブな要素はたくさんある。多くのポイントを獲得し、今日のマシンは素晴らしかった。おそらく僕たちが最速だったと思う。週末を通して努力してくれたチーム全員に感謝したい。僕たちはもうオーストリアとシルバーストーンに集中している。この2つのサーキットとトラックは僕たちが好成績を挙げているお気に入りのコースなので、とても興奮している。我々は良い位置にいて、毎週順調に進んでいる。今後のレースに向けて、少しだけ改善する必要があるだけだ」
3位:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
「本当に素晴らしい週末だった。表彰台に立つのは久しぶりだし、とても嬉しい!まだ完全ではないけれど、ここ最近のレースでは大きな進歩を遂げることができた。前いいる2人と戦うだけのペースはなかったけど、安定した成績を残すことができれば、強いポジションに立てるだろう。彼らに追いつくための道を歩んでいる。素晴らしいことだ。スタートが本当に悪かった。残念だった。スタートがもっと良かったらレースはもう少し違ったものになっていたかもしれないけど、結局のところ、今日は3位が限界だったと思う。サインツに対するムーブにも満足している。彼に十分なスペースを与え、2人ともコーナーを抜けることができた。自分のレースにとって重要な動きだったので、それができてよかった。次はオーストリアだ。楽しみにしている」
4位:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
「今日は残念ながら、いくつか不利なことがあった。最初のピットストップが遅く、さらに最後のスティントではハードタイヤの感触があまり良くなかった。それでも、チームとしては今日できる限りのことを最大限に発揮することを目指しているし、3位と4位でそれを達成した。ルイスは素晴らしいレースを展開し、ここ数戦では非常に有望だったことから、大きな収穫を得ることができた。昨夜、ターン1でやったような動きを夢見ていたんだ。まさか、あんなふうに実現するとは思わなかったよ!2013年にフェルナンド(アロンソ)が同じようなスタートをしたのを覚えている。向かい風だったので、かなり遅くまでブレーキをかけられると思ったんだ。とても満足できるムーブだったし、またレースをリードできて気分が良かったよ。残念ながら、マックス(フェルスタッペン)とランドは今日、僕たちにとって速すぎた。でも、2レースで2回の表彰台は、オーストリアに向かう上で非常に励みになる結果だ」
5位:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
「今日は厳しい戦いだった。4位争いにはあと1周足りなかったけど、ライバルたちのペースは依然として上回っていた。戦略に関しては、周りのマシンとの差をうまく埋めることができたと思う。レース序盤は2台のマシンで少しタイムロスがあったかもしれないけど、次のレースではパッケージの性能を最大限に引き出し、レースペースに焦点を当てていく」
6位:カルロス・サインツJr.(フェラーリ)
「難しいレースだったけど、ベストを尽くした。早めにピットインし、ハードタイヤでレースを終えるという戦略は今日は最適ではなかったけど、それはチェッカーフラッグが振られた後でないとわからない。いずれにせよ、今週末は全体的にペースが足りず、次戦のオーストリアに向けて改善する必要がある。今日サーキットに足を運んでくれたファンの皆さん、そして自宅から応援してくれたファンの皆さん、本当にありがとう。ドライバーにとってホームレースはいつも特別なものだ。バルセロナも僕にとっては例外ではない」
7位:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
「7位で厳しい週末を締めくくった。今日のレースはポジティブな結果だったと思うけど、全体的にはスペインでの数日間のチャレンジでした。もちろん、予選が最大のフラストレーションとなり、レースに向けて非常に困難な状況になった。戦略面では良いこともしたと思う。挽回しようとしたけど、結局、今週末はペースが足りませんでした。でも来週のオーストリアでまた挑戦する」
8位:セルジオ・ペレス(レッドブル)
「今日はペースに少し悩まされたレースになった。最初のスティントではDRSの隊列の中で、前方がクリアでない状態でタイヤをマネジメントして走らなくてはならず、追い抜くことはとても難しい状況だった。それが結果的に悪い流れを作ってしまい、さらにソフトタイヤでのバランスに問題があり、予想以上に苦戦した。3ストップ戦略に変更したことで、スタート位置を考えると今日はできる限りのことをしたと思う。この週末は土曜日が一番の問題だった。マシンのポテンシャルを最大限に活かすことができず、とても悔しい。一方でフェルスタッペン選手は優勝を遂げることができ、すばらしいレースをしたと思う。 今週末は今後に役立つことを多く学ぶことができたので、次戦のオーストリアでは競争力をつけて戻ってこられることを期待している。 今シーズンはとても僅差で激しい戦いになっているけど、チームのためにもよいレースウイークにしたいで」
9位:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
「チームとしては今シーズン最高のレースができたので、その点では今日の結果にとても満足している。土曜日の予選で好成績を収めることができ、今日の9位という好結果につながった。2ストップ戦略でレースをうまくこなし、各スティントも上手くこなすことができた。8位まであと少しで、最終ラップで惜しくも届かなかったけど、全力を尽くした。それでも、序盤のマクラーレン、終盤のレッドブルという2台の速いマシンとバトルを展開した力強いレースには満足している。なぜこのコースでマシンが速く走れたのかを理解し、今後のレースに生かしていかなければならない。良い方向に進んでいる。3戦連続でポイントを獲得したのは良い方向だし、この勢いを維持していかなければならない!
10位:エステバン・オコン(アルピーヌ)
「2戦連続で2台揃ってポイントを獲得できて良かった。マシンバランスや難しいスティントなど、僕たちにとっては厳しいレースだったけど、それでもまたトップ10でゴールすることができたので満足している。終盤はニコ(ヒュルケンベルグ)と接戦だったけど、ペースを維持し、コース上で最後の1ポイントを獲得することができた。レースコンディションでは、なぜマシンが運転しにくくなったのか、分析すべき点がある。何度もスライドしてしいた。それでも、今週末は競争力が格段に高まり、良い結果を残すことができた。次戦のオーストリアでは、スプリントでポイント獲得チャンスが2回あるので、引き続きポイント獲得を目指す」
カテゴリー: F1 / F1スペインGP / F1ドライバー
2番グリッドからスタートしたマックス・フェルスタッペンは、3周目にトップに立つと独走。ハーフディスタンスをこなした時点で後続に8秒以上の差をつけ、タイミングを選んでピットストップをする盤石の展開。バルセロナでは3年連続、今季7勝目、通算61勝目を挙げた。
1位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
「全力を尽くした結果、バルセロナでの優勝につなげることができ、とてもうれしい。スタート後は2周でトップに立ってレースを有利に進めることができ、さらにチームはアグレッシブな戦略と的確な判断をしてくれた。レースをリードし始めると、守りの戦略で最後までプッシュする必要があった。僕たちはペースが少し足りず、タイヤの面でマクラーレン勢の方が優勢に見えたので、この点について改善策を探さなければならない。ランド・ノリスが後方からプッシュしてきていたので、こちらも少しプッシュして走る必要があった。レースでは自分たちのパフォーマンスを最大限に引き出しながら、 タイヤをできる限りマネジメントすることが重要になる。 とはいえ、優勝を持ち帰ることができてよかったし、チームとしてとてもいいレースになった。ミスもなく、チームは今年最速のピットストップタイムをマークすることができて、すばらしい週末になった」
2位:ランド・ノリス(マクラーレン)
「悔しいスタートだった。シンプルにそう思う。マックスに少し遅れを取ってしまった。彼は完全に並んでいたわけではなかったけど、ジョージが外側にいたため操縦する余地がなく、それが敗因となった。残念だけど、バルセロナから得られるポジティブな要素はたくさんある。多くのポイントを獲得し、今日のマシンは素晴らしかった。おそらく僕たちが最速だったと思う。週末を通して努力してくれたチーム全員に感謝したい。僕たちはもうオーストリアとシルバーストーンに集中している。この2つのサーキットとトラックは僕たちが好成績を挙げているお気に入りのコースなので、とても興奮している。我々は良い位置にいて、毎週順調に進んでいる。今後のレースに向けて、少しだけ改善する必要があるだけだ」
3位:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
「本当に素晴らしい週末だった。表彰台に立つのは久しぶりだし、とても嬉しい!まだ完全ではないけれど、ここ最近のレースでは大きな進歩を遂げることができた。前いいる2人と戦うだけのペースはなかったけど、安定した成績を残すことができれば、強いポジションに立てるだろう。彼らに追いつくための道を歩んでいる。素晴らしいことだ。スタートが本当に悪かった。残念だった。スタートがもっと良かったらレースはもう少し違ったものになっていたかもしれないけど、結局のところ、今日は3位が限界だったと思う。サインツに対するムーブにも満足している。彼に十分なスペースを与え、2人ともコーナーを抜けることができた。自分のレースにとって重要な動きだったので、それができてよかった。次はオーストリアだ。楽しみにしている」
4位:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
「今日は残念ながら、いくつか不利なことがあった。最初のピットストップが遅く、さらに最後のスティントではハードタイヤの感触があまり良くなかった。それでも、チームとしては今日できる限りのことを最大限に発揮することを目指しているし、3位と4位でそれを達成した。ルイスは素晴らしいレースを展開し、ここ数戦では非常に有望だったことから、大きな収穫を得ることができた。昨夜、ターン1でやったような動きを夢見ていたんだ。まさか、あんなふうに実現するとは思わなかったよ!2013年にフェルナンド(アロンソ)が同じようなスタートをしたのを覚えている。向かい風だったので、かなり遅くまでブレーキをかけられると思ったんだ。とても満足できるムーブだったし、またレースをリードできて気分が良かったよ。残念ながら、マックス(フェルスタッペン)とランドは今日、僕たちにとって速すぎた。でも、2レースで2回の表彰台は、オーストリアに向かう上で非常に励みになる結果だ」
5位:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
「今日は厳しい戦いだった。4位争いにはあと1周足りなかったけど、ライバルたちのペースは依然として上回っていた。戦略に関しては、周りのマシンとの差をうまく埋めることができたと思う。レース序盤は2台のマシンで少しタイムロスがあったかもしれないけど、次のレースではパッケージの性能を最大限に引き出し、レースペースに焦点を当てていく」
6位:カルロス・サインツJr.(フェラーリ)
「難しいレースだったけど、ベストを尽くした。早めにピットインし、ハードタイヤでレースを終えるという戦略は今日は最適ではなかったけど、それはチェッカーフラッグが振られた後でないとわからない。いずれにせよ、今週末は全体的にペースが足りず、次戦のオーストリアに向けて改善する必要がある。今日サーキットに足を運んでくれたファンの皆さん、そして自宅から応援してくれたファンの皆さん、本当にありがとう。ドライバーにとってホームレースはいつも特別なものだ。バルセロナも僕にとっては例外ではない」
7位:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
「7位で厳しい週末を締めくくった。今日のレースはポジティブな結果だったと思うけど、全体的にはスペインでの数日間のチャレンジでした。もちろん、予選が最大のフラストレーションとなり、レースに向けて非常に困難な状況になった。戦略面では良いこともしたと思う。挽回しようとしたけど、結局、今週末はペースが足りませんでした。でも来週のオーストリアでまた挑戦する」
8位:セルジオ・ペレス(レッドブル)
「今日はペースに少し悩まされたレースになった。最初のスティントではDRSの隊列の中で、前方がクリアでない状態でタイヤをマネジメントして走らなくてはならず、追い抜くことはとても難しい状況だった。それが結果的に悪い流れを作ってしまい、さらにソフトタイヤでのバランスに問題があり、予想以上に苦戦した。3ストップ戦略に変更したことで、スタート位置を考えると今日はできる限りのことをしたと思う。この週末は土曜日が一番の問題だった。マシンのポテンシャルを最大限に活かすことができず、とても悔しい。一方でフェルスタッペン選手は優勝を遂げることができ、すばらしいレースをしたと思う。 今週末は今後に役立つことを多く学ぶことができたので、次戦のオーストリアでは競争力をつけて戻ってこられることを期待している。 今シーズンはとても僅差で激しい戦いになっているけど、チームのためにもよいレースウイークにしたいで」
9位:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
「チームとしては今シーズン最高のレースができたので、その点では今日の結果にとても満足している。土曜日の予選で好成績を収めることができ、今日の9位という好結果につながった。2ストップ戦略でレースをうまくこなし、各スティントも上手くこなすことができた。8位まであと少しで、最終ラップで惜しくも届かなかったけど、全力を尽くした。それでも、序盤のマクラーレン、終盤のレッドブルという2台の速いマシンとバトルを展開した力強いレースには満足している。なぜこのコースでマシンが速く走れたのかを理解し、今後のレースに生かしていかなければならない。良い方向に進んでいる。3戦連続でポイントを獲得したのは良い方向だし、この勢いを維持していかなければならない!
10位:エステバン・オコン(アルピーヌ)
「2戦連続で2台揃ってポイントを獲得できて良かった。マシンバランスや難しいスティントなど、僕たちにとっては厳しいレースだったけど、それでもまたトップ10でゴールすることができたので満足している。終盤はニコ(ヒュルケンベルグ)と接戦だったけど、ペースを維持し、コース上で最後の1ポイントを獲得することができた。レースコンディションでは、なぜマシンが運転しにくくなったのか、分析すべき点がある。何度もスライドしてしいた。それでも、今週末は競争力が格段に高まり、良い結果を残すことができた。次戦のオーストリアでは、スプリントでポイント獲得チャンスが2回あるので、引き続きポイント獲得を目指す」
カテゴリー: F1 / F1スペインGP / F1ドライバー