F1 スペインGP
F1スペインGPの主催者は、バルセロナがF1との契約更新を確保できるように政府と経済界に支援を求めている。

カタルーニャ・サーキットは、1991年以来スペインGPを開催してきたが、契約は今シーズン限りとなっており、来年以降についてF1の商業権保有者であるリバティ・メディアとの契約を更新できていない。

2020年のF1カレンダーには、F1ベトナムGPが追加され、ザントフォールトでのF1オランダGPの復帰も決定しており、F1スペインGPはF1カレンダーから脱落する危険性がある。

昨年限りで一時は2レース開催に導くなどスペインでのF1人気をけん引してきたフェルナンド・アロンソが引退。同国出身のカルロス・サインツがいるものの、代役を果たすには厳しい状況となっている。

しかし、最近、カタルーニャ・サーキットの代表を務めるビセンス・アギレラは、F1との新契約の締結について自信を表明している。

F1の開催枠を維持するための努力を強化する一方で、組織委員会であるRACCは“F1を更新するための緊急の解決策を見出すための政治的意志”を求める表明した。

「RACCは政権と経済界にバルセロナ−カタルーニャ・サーキットでのF1世界選手権の開催継続を求める」とRACCは声明で述べた。

「我が国では、毎年世界中で開催されている最も重要なスポーツイベントのひとつであるF1を維持したいと考えている」

「RACCは、カタルーニャでのF1グランプリの継続は、ビジネス、経済、スポーツのレベルで戦略的な決断であると考えており、より良い解決策を見つけることが急務だ」

「グランプリは、サービス、自動車、旅行、輸送、エンターテインメントの分野において、1億6300万ユーロ(約198億)近くの経済効果をもたらし、2700人の雇用を生み出す」

「同時にこのイベントはカタルーニャでも最も重要なスポーツ施設であるサーキットにとって鍵となるイベントだ」

「したがって、1969年のモンジュイック・サーキット以来、我が国でのこの競技における50年以上の歴史を持つRACCは、今後数年間においてバルセロナ−カタルーニャ・サーキットが安定した契約を結べるようにカタルーニャ自治州、スペイン政府、その他の行政、そして経済界に強調、合意、堅実性、そして、結束した行動を求める」

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カテゴリー: F1 / F1スペインGP