2024年F1 シンガポールGP 初日:トップ10 ドライバーコメント
F1シンガポールGPの金曜フリー走行でトップ10入りしたドライバーのコメント。2024年のF1世界選手権 第18戦 シンガポールグランプリが9月20日(金)に開幕した。

シンガポール市街地コースでの初日は、ランド・ノリス対フェラーリ勢という前戦バクーと似たいような展開となった。角田裕毅のRBは一転して好調な走りを見せており、角田が4番手、ダニエル・リカルドが6番手で初日のセッションを終えた。

1番手:ランド・ノリス(マクラーレン)
「今日は満足している。厳しいコンディションの中、週末をポジティブにスタートできた。フェラーリが強さを発揮しているが、僕たちも今日、いくつかの好タイムを記録し、良い形で週末をスタートすることができた。ハードワークは止まらない。明日の予選までに進歩を遂げたい」

2番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
「クルマの感触は良かったが、自分の望む通りにするにはまだ作業が必要だ。良いスタート地点に立てたので、明日の予選では正しいバランスを見つけ、すべてをまとめ上げたい。週末の残りの天気予報は変わりやすいので、素早く適応しなければならない。明日も同じようなギャップがあるとしたら驚きだ。序列が入れ替わるかどうか興味深い」

3番手:カルロス・サインツJr.(フェラーリ)
「正直言って、週末の始まりは難しいものだった。FP1の時点ですでにブレーキに何かしっくりこないものを感じており、FP2でもその状態が続いたため、2つのセッションで最大限の力を引き出すのに苦労した。それ以外では、クルマは良い状態にあるようだ。今日起きたことを解明し、明日大きく前進できると確信している」

4番手:角田裕毅(RB)
「ポジティブな一日でしたし、全体的には良い感触です。もちろん、まだフリープラクティスですし、明日以降、ライバルたちがペースを上げてくることは確実ですが、僕たちにもも改善の余地がまだあるので、、さらに上を目指せし、気を緩めるわけにはいきません。いつも以上に予選を楽しみにしているし、すべてをまとめるチャンスがあります」

5番手:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
「難しい初日だった。明日へ向けて取り組むべき課題がいくつかあるのは確かだ。マシンに少し苦戦しているし、FP1が中断したこともあって、スムーズな初日とはならなかった。しかし、マシンは速そうだし、一晩中懸命に作業して、さらなるパフォーマンスを引き出せるよう努力するつもりだ」

シンガポールグランプリ RB・フォーミュラワン・チーム

6番手:ダニエル・リカルド(RB)
「チーム全体にとって本当に良い一日だった。 裕毅と僕は両方のセッションでトップ7に入ることができた。 本当に僅差で、4人のタイムがコンマ2秒以内だったと思う。 僕たちはマシンに満足している。常に微調整が必要だが、今日はポイント獲得圏内で走れたのは良かった。僕たちはここでもまともなパッケージを手に入れ、競争力があるようだ。今日はグリップが良く、サーキットを走るのは本当に楽しかった。明日もこのペースを維持して予選に臨みたい」

7番手:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
「僕たちにとってはかなり厳しい金曜日だった。今日は上位勢のペースにはついていけなかったし、その理由を解明するために今夜はしっかりと作業する必要がある。昨年や最近のレースでここを走った時ほど、クルマの感触は良くなかった。もしそうなら、その原因を突き止めなければならない」

8番手:セルジオ・ペレス(レッドブル)
「FP1から少しは改善できたと思うが、まだバランスがかなり不足している。周回を重ねるのはかなり難しいし、現状ではあまり良くない。僕たちのパフォーマンスには自分たちでも少し驚いているので、かなり遅れている分、今夜は作業が必要だ。僕たちはペースからほぼ1秒遅れているので、かなり大きな変化が必要だ。何ができるか見てみよう。かなり厳しい週末になるかもしれないが、確実に競争できるよう努力する」

9番手:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
「正直なところ、クルマの感触は素晴らしいものではないが、それは良いことだと思う。なぜなら、まだ見つけられるラップタイムがあるということだからね。硬めのコンパウンドのタイヤでは良かったが、ソフトでは少し苦戦したので、これから見極めていく必要がある。ペースは良いし、クルマの感触は昨年よりもずっと良いので、ポジティブな要素だ。アップグレードに関しては、今のところこのセッションでは十分に掘り下げて調べるのは難しいが、今夜はデータを分析して、明日はもっと強くなって戻ってくるよ」

10番手:ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)
「今朝はあまり良くなかったが、ソフトタイヤでまともに走ることができなかったので、午後はもう少し代表的な結果を示せた。しかし、ここでもマージンは非常に小さく、ミッドフィールドでは非常に厳しい。夕方の涼しいトラック温度ではまあまあだったし、クルマの感触も少し増し、そこから進むための良い基盤ができた。あとは実行に移すだけだ。どれだけクリーンに周回を重ねてすべてを出し切れるかにかかっている。完璧な仕事ができれば、Q3進出も可能だと思う」

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カテゴリー: F1 / F1シンガポールGP / F1ドライバー