ミハエル・シューマッハ
ミハエル・シューマッハは、F1ドイツGPでフェルナンド・アロンソに優勝を手渡したフェラーリの決断を支持すると述べた。

「僕は過去にまさにこのような理由で非難されたし、100%理解している。僕が彼らの状況だったら、まさに同じことをしただろう」とミハエル・シューマッハは BBCにコメント。

「結局、僕たちはチャンピオンシップを争うためにここにいるわけだし、チャンピオンシップに勝てるのは一人だけだ」

「シーズンが終わって、例えば、もしそのポイント差で負けたとしたら、きっと自問自答するはずだ。自分だけじゃなく、ファンやテレビ、ジャーナリストなどもそうするだろう。なぜ、そうしなかったんだ?とね」

ミハエル・シューマッハは、過去に同じような論争に関与していた。2002年のオーストリアGPで、フェラーリはルーベンス・バリチェロに対し、ミハエル・シューマッハに先頭を譲るようチームオーダーを発令。

それがきっかけで、F1ではチームオーダーが禁止となった。

現在、メルセデスGPでドライブしているミハエル・シューマッハは、これまでレースでもチームオーダーはあったと語る。

「例えば、最終戦でははっきりとしたチームオーダーがあったし、誰もがそれらを受け入れている」

「なので、それが最終戦か最後から2戦目か、もしくはもっと前のレースかどうかに意味はあるのだろうか?」

「僕たちがそれをやった時代にはよく見かけたことだ。僕たちは大きくリードしていたので、みんなはそれを不要と考えていた。ある意味で今回の件は同意できる」

「でも、完全には同意できない。今回行われたことには合意するけど、洗練されたやり方でやらなければならないし、あまりに見えすいた方法でやるべきではない。でも、目標はたったひとつ。チャンピオンシップに勝つことだ」

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カテゴリー: F1 / ミハエル・シューマッハ / スクーデリア・フェラーリ