ミハエル・シューマッハ
ミハエル・シューマッハは、F1ヨーロッパGPで3位でフィニッシュし、2010年にF1に復帰してから初となる表彰台を獲得。通算155回目の表彰台にミハエル・シューマッハは心からの喜びを語った。

ミハエル・シューマッハは、フィニッシュラインを越えるまで自分が3位だとはわからなかったと述べた。

「実際、レース終盤も、ラインを通過して自分が何位でフィ二種したか聞いたときも、表彰台についてはまったく考えていなかった」

「(マーク)ウェバーのピットボードを見ていたし、終盤にそれは7位と8位を示していたので、僕はそのひとつ前だとわかった。そのあと、スタッフが3位表彰台だと教えてくれた。信じられないと思ったよ」

「期待していなかったことだし、レースの最終ステージはかなり忙しかったので、数えるのを忘れていた。(ルイス)ハミルトンと(パストール)マルドナドに問題があり、その段階で順位がわからなくなっていた」

ミハエル・シューマッハは、このような感情を経験することが、F1復帰を決断した推進力だったと述べ、このような劇的なレースで3位を獲得したことは、結果をより気持ち良いものにしてくれたと付け加えた。

「本当に味わい深い瞬間だし、このような長い時間を経て戻れたことは素晴らしいフィーリングだ」

ミハエル・シューマッハの表彰台は、2006年の中国GPの優勝以来となる。

「数回、表彰台に近づいていたし、やっと獲得できた。追い抜きが難しいトラックでとても素晴らしい方法でね。でも、トラック上にはいろいろな戦略があったことでかなりエキサイティングだったし、それを最高の方法でやり遂げて、今日表彰台に飛び乗ることができた」

「エキサイティングなやり方で獲得できたことで、さらに嬉しく思っている」

「でも、そのために僕はここにいる。興奮するためにね。予想外のレースで最後に3位だと聞けて気分のいいフィニッシュだ。1ストップから2ストップに変えたのは僕たちは最後に良いタイヤを持っていたということだ」

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カテゴリー: F1 / ミハエル・シューマッハ / メルセデスF1 / F1ヨーロッパGP