ザウバー:小林可夢偉は14番手 (F1ハンガリーGP初日)
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小林可夢偉 (14番手)
「今日はセットアップをいろいろと試したので、クルマもよくなってきました。ただ僕としてはまだ満足はしていません。サーキットの路面がバンピーでアンダーステアとオーバーステアの両方で悪戦苦闘していましたが、僕にとっていま一番感じているのはグリップ不足です。これからデータをしっかりと分析してその原因を探りたいと思います」
ペドロ・デ・ラ・ロサ (11番手)
「僕にとってはポジティブで生産的な一日だったね。クルマは低速サーキットにかなり適している。チームが最近のレースで投入したすべての改善がこのトラックで成果をあげているということだ。僕たちはここで強いと思うし、もっと多くを引き出せると思う。クルマはアンダーステアでフロントが少し怠慢な傾向にあるけど、それはセットアップ変更で解決できると確信している」
ジェームス・キー:テクニカルディレクター
「今日は忙しい一日だった。午前中はいくつかの空力パーツをテストして、今後の開発に向けて有意義なデータを集めることができた。セッションとしてもドライバー、クルマどちらもまずまずだった。午後はタイヤの比較とクルマのセットアップを進める通常のプログラムに移行した。ただグリップレベルがまだない状況だったので、とくにハード側のタイヤで1周をうまくまとめてタイムに反映させるのが難しかった。ソフト側のタイヤでも安定したタイムで走り続けるのは簡単ではなかったので、今晩その理由などをきちんと分析したい。これからまだやるべきこともあるし、楽観視はしていないが、ペドロが1周をきちんとまとめていないタイムで11番手で終えていることはまずまずだと思う。可夢偉についてはクルマはリヤがしっかりと安定するセットアップを見つけなければならない。明日についてもまだまだチャンスはあると思っている」
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カテゴリー: F1 / ザウバーF1チーム / 小林可夢偉 / F1ハンガリーGP