ザウバー
ザウバーの財政難は、いまだ深刻な状況に陥っているようだ。

Blick によると、ザウバーは、4月も300名のスタッフへの給与の支払いを滞らせたという。

ザウバーのチーム代表モニーシャ・カルテンボーンは、スポンサーの支払いを待っていると述べた。

「今後数日でお金が入ってくることを願っています」とモニーシャ・カルテンボーンはコメント。

「しかし、我々は問題を解決します」

ザウバーは、シーズン前にテニクカルディレクターのマーク・スミスがチームを離れており、ロシアでは、トラック・エンジニアリング責任者ティム・マリオンが、チーム加入後わずか3ヵ月で退職したことが明らかになっている。

チームマネージャーのビート・チェンダーは、ザウバーは2017年にむけて準備をしており、状況はさらに悪化していくだけだと考えている。

2017年の新しいレギュレーションが承認されたことで、ザウバーは少なくとも800万ユーロ(約9億7500万円)の予算増加を強いられることになると Auto Motor und Sport は報じている。

「クルマだけでなく、パーツも持ち越すことができない。タイヤブランケットなどもね...我々はここで数100万ユーロについて話をしている。小規模なチームにとっては本当に大変な時期だ」

Auto Motor und Sport によると、例えば、ホイールやウィングが大きくなると、新たな軽量コンテナが必要になり、各々で数千ユーロのコストがかかるという。

「財政面のインパクトは大きい。ザウバーの小規模チームにとってそれは本当に厳しい」とビート・チェンダーは述べた。

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カテゴリー: F1 / ザウバーF1チーム