佐藤琢磨
佐藤琢磨は、インディアナポリス・モーター・スピードウェイのロードコースで開催されたインディカーGPの決勝レースを14位で終えた。

予選で11番グリッドを手に入れた佐藤琢磨は、スタート直後の1コーナーでイン側のラインを選んだため行き場を失い、16番手に後退。やがてハンター-レイとカストロネヴェスをパスし、10周目にコーションとなったときには13番手まで挽回した。

リスタートではハータがスピンを喫したほか、フェルッチを攻略して10番手に浮上。さらに20周目にはパワーとブルデーをオーバーテイクして8番手となったものの、22周目にはブルデーの反撃を受けて9番手となる。

最初のピットストップが始まると佐藤琢磨のポジションは徐々に上がり、28周目にピットインするまでに4番手まで順位を上げる。作業を終えた佐藤琢磨は14番手でコースに復帰し、40周目には8番手まで挽回。2回目のピットストップを行なった50周目の直前には2番手へと駒を進めた。

54周目にはまずカナーンがレインタイアに交換。やがてカストロネヴェスのアクシデントでイエローが提示され、63周目までピットロードはクローズとされる。この後、ウェットタイヤに履き替えた佐藤琢磨は乾き始めたコース上でスピンを喫し、16番手となってレースを再開。終盤にはオワルドとヒンチクリフをオーバーテイクし、14位でフィニッシュした。

佐藤琢磨
「今日のコンディションは誰にとっても難しいものでしたが、僕たちがいい仕事をしたとはいいきれません。たくさんのチャンスを逃すとともに、コース上に留まるだけでも大変なコンディションでした。残念です。今日の結果は落胆以外のなにものでもありません」

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カテゴリー: F1 / 佐藤琢磨 / インディカー