佐藤琢磨 インディ500
インディ500で日本人初優勝という偉業を成し遂げた佐藤琢磨は、レース終了後から多忙な日々を過ごしている。

レースの地上波放送がない日本では、テレビでのニュースは多くはなかったが、現地アメリカでは連日にわたって佐藤琢磨の名前が踊っている。

決勝を終えた佐藤琢磨は、サーキットで夜遅くまで取材と写真撮影。

翌月曜日も朝から取材を受けたあと、“ビクトリーセレブレーション”と呼ばれる表彰式に参加した後、夜にニューヨークへ移動。翌日も朝からラジオとテレビに出演し、インディ500ウィナーの関連であるニューヨーク証券取引所で始業の鐘を鳴らし、エンパイアステートビルやウォール街、タイムズスクエアを周り、その間も分刻みで取材は続く。

水曜日にはテキサスに移動してダラス・カウボーイズを訪問した佐藤琢磨は「すでに人生は激変しています!」と Forbes の取材でコメント。

「驚くべき経験です。人生で重要な瞬間ですよね。僕は20歳でレースを始めました。不可能なことはないと信じてきました。インディカーは僕のアメリカンドリームを叶えてくれました」

「毎日3時間しか睡眠がとれませんし、毎日11時間のメディアツアーをしています。チェッカーフラッグを受けてから、人生は一転しました。圧倒されていますが、嬉しいことです」

「これがインディ500というものなんですね。注目度がとにかくすごい。毎日、どんどんハッピーな気持ちになっていますし、僕が受けてきたサポートに感謝しています」

「日本でも熱狂しているようです。時差が真逆ですが、大きなニュースになっていまるようですし、それは素晴らしいことですよね」

「もちろん、誇りに思っていますし、個人的に夢を達成できて嬉しいです。でも、日本にとっては良い重要なことです。この種のニュースは我々は必要としています。日本は大震災に見舞われて、20万人が今でも仮設住宅に住んでいます。なので、これは彼らのためのサポートになります。ですが、彼らはもっと多くの復興を必要としています」

佐藤琢磨は、今週末デトロイトでダブルヘッダーで開催されるインディカーに参戦。金曜日からプラクティスが行われる。

Takuma Sato NYC Media Tour



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カテゴリー: F1 / 佐藤琢磨 / インディカー