佐藤琢磨、キャリアベストのランキング7位「また2021年に会いましょう」 / インディカー / インディカー
佐藤琢磨は、2020年のインディカー・シリーズをキャリアベストとなる年間ランキング7位で終えた。

佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は、2020年インディカー・シリーズの最終戦セント・ピーターズバーグの決勝で、予選13番手からジワジワと順位を上げ、レース終盤の75周目には6番手を走行。しかし、その直後にライバル勢との接触があり、オフィシャルによってリスタート時に最後尾まで下がるペナルティーを科せられた。

それでも佐藤琢磨はあきらめることなく最後まで戦い抜き、10位でフィニッシュ。第104回インディアナポリス500マイルで優勝した佐藤は、キャリアベストとなる年間ランキング7位で2020年シーズンを終えた。

佐藤琢磨は、2021年もレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングからインディカーに参戦することが決定している。

「セント・ピーターズバーグにまた戻ってこられてよかったです。今日は厳しいレースでした。後半、僕たちは6番手につけており、トップ5でゴールする可能性が見えていました。しかし、アンドレッティ・オートスポーツのマシン2台とのアクシデントになりました。確かにマシン同士の接触が少しありましたが、ペナルティーを受けたのは不運にも僕の方だけです。リスタート時に最後尾まで順位を下げられ、僕のレースは実質的に終わってしまいました。それでも、僕たちはそこからトップ10まで順位をばん回し、グレアム・レイホールと一緒にゴールを迎えることができました」と佐藤琢磨はコメント。

「すばらしいシーズンでした。もう一度皆さんに御礼を言いたいと思います。エンジニアのエディー・ジョーンズ、ありがとう。カーナンバー30のマシンで働いてくれたメカニックたちも、ありがとう。レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングは本当にすばらしい仕事をしてくれました」

「また2021年もこのチームでともに戦えることを誇りに感じます。僕としては7位というキャリア最高のシリーズランキングを手にすることになりましたが、今日のレースではもっと上位でゴールしたかったですね。それでも、ファンタスティックなシーズンであったことに変わりはありません。皆さん、また2021年にお会いしましょう」

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カテゴリー: F1 / 佐藤琢磨 / インディカー