ソチ・サーキット
ロシア政府は、2014年開催予定のF1ロシアGPにむけて、オリンピック施設周辺に建設されるソチ・サーキット完成のために必要な資金を提供すると述べた。

izvestia.ru によると、アレクサンドル・トカチェフ知事の個人的保証により、約87億ルーブル(約265億円)の資金がクラスノダール地域に提供され、F1基準を満たすためにサーキットやインフラの建設に利用されるという。

バーニー・エクレストンは2月、ロシア人の仕事ぶりとプロジェクト計画に「非常に強い印象を受けた」と主張していたが、そのわずか1ヶ月後、レース主催者のフォーミュラ・ソチが破産したと報じられた。

プロジェクトは、プロモーターでサーキット建設者でもあるオメガが引き継ぎ、「ロシアの威信がかかっているため」失敗は許されないと主張。ドミトリー・コザク副首相が登場し、会場完成に必要な資金を貸し付けるよう指示した。

当初、ロシア政府は建設費の90%を負担することになっていたが、その後補助金は55億ルーブル(約167億円)に固定された。だが、ソチのオリンピック準備はすでに当初の予測を上回っており、予算額は増加することになりそうだ。

ヘルマン・ティルケが設計するサーキットは、冬季オリンピックのために設置される各種競技施設を結ぶ道路を利用するが、F1レースを開催するためには、アップグレードが必要になる。

だが、資金が確保されても、全てがクリアになってわけではない。現在の工事スケジュールでは、2014年のF1カレンダーに記載されるための期日を過ぎてしまう別の問題もある。

予定では、2014年11月までに施設の準備が整うことになっているが、グランプリの90日前に実施される査察やすべてが機能することを確認するための国内・国際レースによる予行演習などには間に合わない。2014年カレンダー記載の正式要請は、今年の8月までにロシア・モータースポーツ連盟に提出される必要があり、その後、要請はFIAに送られる。

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1ロシアGP