元F1王者ニコ・ロズベルグのXレーシングがエクストリームE開幕戦を制す
元F1王者のニコ・ロズベルグがオーナーを務めるRosberg X Racing(ロズベルグXレーシング)が、サウジアラビアの砂漠で開催されたエクストリームEの初レースを制した。

週末の最後のレースで、ロズベルグXレーシングは、ルイス・ハミルトンのX44、マクラーレンのCEOを務めるアザク・ブラウンのアンドレッティ・ユナイテッド・エクストリームEチームと対戦した。

2019年のラリークロスチャンピオンであるアンドレッティのティミー・ハンセンは、好スタートを切ったが、8ゲート、8.8kmのサーキットのゲート2でロズベルグXレーシングのヨハン・クリストファーソンに巻き返され、X44のセバスチャン・ローブは3位に落ちた。

最終ラップでドライバー交代が行われるまでに、ロズベルグXレーシングはアンドレッティから30秒のリードを築き、X44とはさらに30秒の差があった。

ラリードライバーのモリー・テイラーがロズベルグXレーシングカーがクリーンラップを披露して優勝。アンドレッティのキャシー・ムニングスが2位となり、X44のクリスティーナ・グティエレスが3位となった。

「信じられないレースだった」とニコ・ロズベルグはレース後に言った。

「今週末のチームにはとても感謝しているし、すべてが順調に進んでいる。モリーとヨハンは、このような厳しい状況の中で、週末を通して驚異的なドライブをした。彼らはミスを犯さず、信じられないほどのスピードを見せた。とにかく素晴らしい」

レースでの勝利により、ロズベルグXレーシングは、レースの第1ラウンドを終えてリーダーボードのトップになり、アンドレッティユナイテッドが2位、土曜日に予選をトップで終えて12ポイントを獲得したX44が3位に続いた。ジェンソン・バトンのJBXEチームは、17ポイントの獲得で6位につけた。

ウィリアムズの開発ドライバーであるジェイミー・チャドウィックのベローチェ・レーシングは、土曜日にステファン・サラザンがクラッシュしてことでマシンが損傷し、予選とレースに参加できなかった。

<ラウンド1後の順位>
1.Rosberg X Racing – 35 points
2.X44 – 30 points
3.Andretti United – 28 points
4.Acciona Sainz XE – 26 ponts
5.Hispano Suiza – 20 points
6.JBXE – 17 points
7.ABT Cupra – 13 points
8.Segi TV Chip Ganassi – 12 points
9.Veloce Racing – 8 points

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / ニコ・ロズベルグ