ニコ・ロズベルグ
ニコ・ロズベルグ(メルセデス)がF1イギリスGPの決勝レースでエンジニアと交わした無線メッセージが審議対象となっている。

ニコ・ロズベルグはレースを2位でフィニッシュ。しかし、残り7周でギアボックスのトラブルに見舞われ、無線でチームに問題を報告している。

ニコ・ロズベルグのエンジニアは、“7速ギアを避ける”よう伝え、問題を解消するためにセッティング変更を指示した。

ニコ・ロズベルグは「どういう意味? それをスルーしてシフトするということ?」と返答。エンジニアは7速をスルーして、8速までシフトするという意味であることを確認した。

スチュワードは、このニコ・ロズベルグの無線メッセージをレース後に審議することを決定。ニコ・ロズベルグを呼び出している。

今年、FIAはドライバーをアシストする無線メッセージを禁止しており、シルバーストンでは規制をさらに強化している。

ニコ・ロズベルグは、3位のマックス・フェルスタッペンに1.3秒差をつけて2位フィニッシュ。優勝したルイス・ハミルトンに4ポイント差まで詰め寄られている。

レース後、ニコ・ロズベルグは「とてもクリティカルな問題だった。7速ギアがスタックして、コース上で止まりかけていた」とコメント。

「彼らはそれをフィックスするためにデフォルトに変更するよう伝えてきた」

無線メッセージが規約の範囲内だったと確信しているかと質問されたニコ・ロズベルグは「そうだね」と答えている。

ニコ・ロズベルグに5秒ペナルティが科せられた場合、順位は3位に後退することとなり、ドライバーズ選手権でのルイス・ハミルトンとの差は1ポイントまで縮まる。

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