レース・オブ・チャンピオンズ 2019 ベニート・ゲラ
2019年のレース・オブ・チャンピオンズが1月20日(日)にメキシコシティのアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスで開催され、地元メキシコ出身のラリードライバーであるベニート・ゲラが優勝した。

WRC2に参戦するベニート・ゲラは、F1ドライバーのセバスチャン・ベッテルとピエール・ガスリーを倒して決勝に進出。決勝ではロイック・デュバルと対戦して、2連勝を果たして初めてROCのチャンピオンとなった。

ベニート・ゲラは「本当に素晴らしい気分だ。言葉にするのは難しいけど、本当に嬉しい。世界のトップドライバーたちと対戦するのは信じられないことだった。決勝までに多くの素晴らしいドライバーと戦わなければならなかった。ピエール・ガスリー、エステバン・グティエレス、セバスチャン・ベッテルという3人のF1ドライバーは特にね。僕にとって素晴らしい瞬間だ。間違いなく僕のキャリアのハイライトのひとつだ。とても厳しい戦だったけど、ナンバー1になれて本当に嬉しい」とコメント。

「メキシコにレース・オブ・チャンピオンズをもたらし、このイベントを開催するためにこのような完璧な仕事をしてくれたフレデリック・ジョンソンと彼のチームに心から感謝している。僕たちが運転したすべての素晴らしいクルマの中で僕が気に入ったのはVuhlだった。メキシコの観客の前でメキシコのクルマをメキシコ人が運転できたことを誇りに持っている。僕を応援してくれた観客の皆さんにも心から感謝している。素晴らしい気分だった。この勝利はメキシコのためのものだ!」

惜しくも準優勝となったロイック・デュバルは「もちろん、今日は優勝したかったけど、グランドダイナルに進出できたことをとても嬉しく思っている。それにメキシコでメキシコ人に負けたのは特別だった。このようなレースでは保守的であることと攻めることのバランスをどのように取ればいいかわからないものだけど、最終的に僕はその日の最高の男に負けた。もちろん、全ての人々がベニートを応援していたけど、問題なかったし、とにかく素晴らしい雰囲気だった。メキシコはモータースポーツをサポートしている最高の国のひとつだし、このようなサポートを受けて、観客が旗を振っているのを見のは素晴らしいことだった」とコメント。

「今週末全体が素晴らしい経験だった。レースだけでなく、素晴らしいドライバーのみんな交流して、いろいろなことを話すことができた。昨夜あまり飲み過ぎなかったのも助けになったかもしれない・・・もう一日あるけどね。またレース・オブ・チャンピオンズに戻ってきて、もう一段上に登れることを願ってるよ!」

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カテゴリー: F1 / レース・オブ・チャンピオンズ