ダニエル・リカルド 「リザーブとしてF1キャリアを仕切り直す気はない」
2022年にマクラーレンから契約を解除されたとき、レッドブルは救援に駆けつけ、35歳のオーストラリア人ドライバーを同ブランドの2つのF1チームのリザーブドライバーに任命した。
その後、彼は昨年半ばにジュニアチームRBでレースに復帰し、将来的にはレッドブル・レーシングのメインチームに復帰することを望んでいた。
しかし、先週末のシンガポールがリカルドの最後のレースとなったことはほぼ確実であり、レッドブルの役員は間もなく彼の放出を公式に発表する予定である。
リザーブドライバーとしてもう一度働くことを受け入れるかと尋ねられたリカルドは「ノー」と断言した。
「もちろん、昨年はチームに片足を踏み入れておくことに多くの意味があったし、レッドブルに戻ることが最終的な目標だったのは明らかだ。しかし、もしまた同じことをするとしても、あまり意味はないと思う」
「僕は自分のキャリアを再スタートさせるつもりはない」
8度のグランプリ優勝経験を持つリカルドは、日曜日のシンガポールの厳しいナイトレース後、非常に感情的になっていたが、一貫して競争力を維持できないのは年齢のせいかもしれないと認めた。
「毎週末、実力を発揮するのが難しくなってきたのは明らかだ。それは年齢のせいかもしれない」とリカルドは語った。
「35歳よりも25歳の頃の方が、間違いなく戦いやすかったと思う。でも、競争が激しくなっているせいかもしれない。レベルが上がっているから、毎週毎週そのレベルで戦うのは、自分にとっては難しいことなのかもしれない」
リカルドは、F1キャリアの終わりを「後ろを振り返って悲しむ」のではなく、堂々と迎えるつもりだと語った。
「自分が成し遂げたことに失望することはできない。昔、それを成し遂げることができて、とても楽しかったことを嬉しく思う」とリカルドは語った。
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