ダニエル・リカルド 「レッドブルF1離脱がギャンブルだったのは確か」
ダニエル・リカルドは、2018年の終わりにレッドブル・レーシングを離れるという決断について後悔していないとの見解を繰り返した。

2023年のサードドライバーとしてレッドブルと契約したダニエル・リカルドは、ミルトンキーンズに戻ってくる来シーズン、ある種のホームカミングを楽しむことになるだろう。

ダニエル・リカルドの移籍は、マクラーレンが2021 年と2022年の2シーズンが残念な結果に終わったことを受けて、3年間の契約を早期に終了させた後に行われた。

ダニエル・リカルドは、2020年に2つの表彰台しか得られなかったルノーとの2シーズン後、マクラーレンに移籍した。

2018年末にダニエル・リカルドが退団して以来、レッドブル・レーシングでマックス・フェルスタッペンが享受した目覚ましい成功 - 30勝 - と、それ以降のダニエル・リカルドの貧弱な実績を考えると、ミルトン・キーンズを離れて新たな挑戦を求めるというリカルドの決断の賢明さに疑問を呈することは正当な尋問だ。

だが、ダニエル・リカルドは「そうは見ていない。確かなことは何もないからね」とBeyond the Gridと語った。

「過去4年間そこにとどまっていたとしたら、今までよりも多くの表彰台を獲得できたと言えるだろうか? 3回かそれ以上だったと思うか? そうだね、これまでよりも多くの表彰台を獲得できたと自信を持って言える」

「でも、わからない。もちろん、当時はそれが自分にとって正しいことだと感じていた。変化が必要だと感じていたし、ある意味で自分自身を少し取り除く必要があった。もしレッドブルで続けていたら、その衝動は高まっただろうか? たとえば、もっと好奇心旺盛になったり、幸せでなくなったりしていただろう?」

「残っていたら素晴らしかったかどうかは定かではない。振り返って、『僕は去るべきではなかった』とは言うことはない」

「でも、もちろん、『僕は自分自身で少しギャンブルをしました』と言うことはできる」

そのギャンプルが成果を挙げたことを示す結果はほとんどなかったが、ダニエル・リカルドは、ルノーに表彰台をもたらし、マクラーレンをウィナーズサークルに戻すことは、彼が誇りに思っている成果だ。

「特に2020年はルノー移籍が良かったと今でも感じている。F1でドライブした中で最高のシーズンの1つだった」とダニエル・リカルドは語る。

「チームを表彰台に戻すことができて、とても誇りに思っている」

「でも、もちろん、マクラーレン移籍は、勝利したとしても…勝利は最高潮だし、それを取り除くことも無視することはできないけど、うまくいかなかった」

「生きて学ぶものだけど、僕は後悔して振り返ることはない。『オーケー、それが僕が引き受けた挑戦であり、僕が望んでいたようにはうまくいかなったね』と言うだけだ」

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カテゴリー: F1 / ダニエル・リカルド / レッドブル・レーシング