F1 ダニエル・リカルド ピエール・ガスリー
ダニエル・リカルドは、ピエール・ガスリーがレッドブル・ホンダの初年度にマックス・フェルスタッペンを倒せるとは思っていなかったが、両者のギャップには“驚いた”と語る。

ピエール・ガスリーのレッドブル・ホンダのF1ドライバーのキャリアは、チームメイトのマックス・フェルスタッペンに周回遅れにされたF1ハンガリーGPの最終ラップで終了した。

レッドブルは、ピエール・ガスリーをトロロッソ・ホンダに降格させ、2019年の残りの9戦ではアレクサンダー・アルボンを起用するという決断を下した。

レッドブルは、ピエール・ガスリーを降格させる前にシーズン終了まで彼のシートは安泰だと繰り返し述べていたが、シート喪失はそれほど大きな驚きとしては受け止められなかった。

ピエール・ガスリーは12戦全体でマックス・フェルスタッペンのペースにまったく匹敵できていなかった。フェルスタッペンが2勝、5回の表彰台を獲得して181ポイントを稼いだのに対し、ガスリーは4位でベストフィニッシュであり、63ポイントしか獲得できなかった。

ダニエル・リカルドは、自身の後任としてレッドブルのシートに収まったピエール・ガスリーの成績がこれほどまで悪かったことに驚いていると語った。

「今は彼にとって厳しい時期だ。なぜなら・・・現実は現実だ。彼はマックスにかなりの大差をつけられている」とダニエル・リカルドはピエール・ガスリーについてコメント。

「レッドブルはマックスに満足しているし、彼の初ポールを喜んでいる。でも、その一方で彼らはもっと多くのポイントを獲得できたかもしれないことを考えていると思う」

「現時点でのピエールとの関係がどうなっているのかはわからない。昨年、彼はトロロッソで素晴らしい結果を出した。レッドブルほど良いクルマではなかったのは明らかだ。だが、厳しい状況だ」

「マックスがチームメイトであることはわかっている…それにピエールが彼を打ち負かすとは思っていなかった。マックスが彼に勝っていることには驚かないが、そのギャップに驚いている」

一方、ダニエル・リカルドはルノーで一貫したパフォーマンスを発揮するのに苦労している。現時点でルノーはコンストラクターズ選手権で6位に沈んでおり、ミッドフィールドのライバルであるマクラーレンに43ポイント差をつけられている

ダニエル・リカルドはルノー移籍を後悔していないと主張し続けているが、むしろ自分はマックス・フェルスタッペンがいる場所にいたいと認める。

「自分がいる場所と彼がいる場所は対照的だ。受け入れるのが難しいとは言いたくないけど、今自分がいる場所よりも彼がいる場所の方好きだ。12か月経ったけど、それでも、まだ何も後悔はしていない」

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カテゴリー: F1 / ダニエル・リカルド / ピエール・ガスリー