F1 ダニエル・リカルド
ルノーF1チームのダニエル・リカルドは、パワーユニットのトラブルでマシンから降りた後にステアリングを戻さなかったのは、チームから“感電する可能性を避ける”ためにマシンに触れないように伝えられており、危険だと感じたからだと説明した。

ダニエル・リカルドは、残り数周でMGU-Kのトラブルによって1コーナーへのアプローチ時に完全にマシンの電源を落ちてコース上でストップ。レースをリタイアした。

ダニエル・リカルドは、ステアリングホイールを所定の位置に戻さなかったとしてレース後にスチュワードに召喚された。

だが、ダニエル・リカルドは、安全上の理由からステアリングホイールを戻さなかったと説明し、スチュワードはお咎めなしとの判断を下した。

ターン2のエントリーでストップした後、ダニエル・リカルドのマシンにはエネルギー回生システムの故障によて“電気的に危険”であることを示す赤いランプが点灯していた。

ダニエル・リカルドは、チームからエンジンと電気システムを停止し、“クルマから飛び降りる”ように伝えられていた。

また、ダニエル・リカルドはクルマに触れないように指示されており、スチュワードは「「潜在的な感電を避けるためにそのような状況での通常の安全手順」であると指摘。ダニエル・リカルドがこのような状況でステアリングを戻すのは危険だと感じていたと説明した。

ペナルティを回避できたダニエル・リカルドだが、レッドブルからルノーに移籍してから2戦連続でリタイアとなった。

さらに悪いことにダニエル・リカルドのリタイアは、同じコーナーでニコ・ヒュルケンベルグがリタイアした直後に起こった。その時点まで二人はポイント圏内を走行していた。

2019 F1 バーレーンGP 決勝 動画
関連:F1バーレーンGP 結果:波乱のレースをルイス・ハミルトンが制す

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / ダニエル・リカルド / ルノーF1チーム / F1バーレーンGP