フェルスタッペン レッドブルF1離脱条項と年俸126億円維持の休養シナリオ
マックス・フェルスタッペンの将来を巡り、契約条項・年俸・休養という3つの要素が交差する新たなシナリオが浮上している。

英紙『テレグラフ』のトム・キャリー記者によれば、2026年シーズンの夏休み時点でドライバーズランキング2位以内に入っていない場合、フェルスタッペンはレッドブルとの契約を解除できる条項を有しているとされる。

これにより「1年休養→2028年復帰」という異例の選択肢が現実味を帯びている。ただし、いずれも関係者情報に基づく報道であり、現時点で正式に確認されたものではない。

契約条項が去就の分岐点
報道によれば、フェルスタッペンの契約は2028年までとされる一方で、成績に応じた離脱条項が設定されている。

2026年は「ランキング3位以下」で発動可能とされ、さらに意思表示の期限は10月とされている。このため、夏時点で条件を満たした場合、シーズン後半にかけて他チームとの交渉を進める余地が生まれる。

契約構造上、主導権はドライバー側にある。

年俸126億円維持が意味するもの
今回の報道で注目されるのは、フェルスタッペンがF1を離れた場合でも年俸が維持される可能性だ。

通常、ドライバー契約は参戦を前提とするが、このケースでは例外的に契約を維持したまま休養に入るシナリオが示唆されている。

これにより、現行レギュレーション下での競争を避けつつ、将来の復帰を見据えるという選択肢が成立する。

メルセデス移籍と“待機”の現実解
有力な移籍先としてはメルセデスが挙げられている。トト・ヴォルフは以前からフェルスタッペン獲得に関心を示してきた。

ただし、ジョージ・ラッセルには成績連動の契約延長条項が存在し、キミ・アントネッリもタイトル争いに絡む状況にあるため、2027年のシート確保は不透明だ。

このため、「2027年は休養→2028年に移籍」という時間差のあるシナリオが現実的な選択肢として浮上する。

前提となるレッドブルの競争力
こうした条項が実際に機能するかは、シーズン中盤までの戦力回復に左右される。

現時点でレッドブルは苦戦が続いており、鈴鹿ではフェルスタッペンが8位。マシンは重量や空力の問題を抱え、内部でも人材の離脱が相次いでいる。

この状況が改善されない場合、契約条項が現実に発動される可能性は高まる。

契約条項、年俸維持、そして休養という3つの要素が組み合わさることで、フェルスタッペンは極めて柔軟なキャリア選択を持つ立場にある。シーズン中盤に向け、その前提がどこまで維持されるかが最大の焦点となる。

Telegraph

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カテゴリー: F1 / マックス・フェルスタッペン / レッドブル・レーシング