F1 ダニエル・リカルド マックス・フェルスタッペン
ダニエル・リカルドは、信頼性に悩まされたシーズン後半にレッドブルのチームメイトであるマックス・フェルスタッペンに対してF1のスタッツを気にするのをやめたと語る。

2019年にルノーに移籍するダニエル・リカルドは、シーズン序盤の中国とモナコでそれぞれ優勝して2勝を挙げていたが、残りのシーズンは不運に見舞われることが多く、最終的にチャンピオンシップを6位で終えた。

対照的に序盤は厳しいスタートを切っていたマックス・フェルスタッペンは、シーズン後半に挽回し、オーストリアとメキシコでの勝利を含めて11回の表彰台を獲得してチャンピオンシップを4位で終えている。

ダニエル・リカルドは、当初はマックス・フェルスタッペンが勢いを増していくのを見ることにフラストレーションを感じていたと認めるが、それに対処するために二人のスタッフを比較することをやめたことを明らかにした。

「ある時点、たぶんシーズン中盤の休みあたりでもうスタッツについて気にしなくなっていたと思う」とダニエル・リカルドは Autosport にコメント。

「今年自分が予選で負けても誰が気にするだろう?少ないポイントで終わることになっても誰が気にするだろう?ということに気付いた」

「とにかく自分にやれることをやっていきたかった。うまくいくときはうまくいくし、そうならなくても人生は続いていくものだ。もちろん、気にはしていたけど、それを祭り上げるようなことをしたくなかった」

「すでに他に多くのことを考えていたし、それ以上の期待で満たす必要はなかった。自分が最高の仕事をしていたら、彼を足せていたかもしれないけど、それができなくても、僕はまた別の日に戦おうとするだろうしね」

ダニエル・リカルドは、モナコGPでの優勝後は表彰台に上がることができず、その後の15戦で5回のリタイアを喫し、信頼性問題によって他のグランプリではグリッド降格ペナルティを科せられることになった。

しかし、ダニエル・リカルドは、アゼルバイジャンGPでのフェルスタッペンとの接触を含め、シーズン序盤の成功の時期でさえ、完璧とは言い難いものだったと主張する。

「それについて考えれば、僕は6戦中2勝をしていたけど、実際に他の4戦では常にいくつかのドラマがあった」とダニエル・リカルドは語る。

「メルボルンではシーズンが始まってもいないのにペナルティを科せられていたし、すでに壁に肘てつを喰らわせる準備はできていた」

「バーレーンでは1周後にレースが終わった。中国では素晴らしい方法で勝つことができたけど、そのあとのバクーでは何が起こったかみんなわかっているよね」

「バルセロナではセーフティカーの後ろでスピンしたし、そのあとモナコで勝った。最初の6戦と同じくらい良かったとしても、それは実際にシーズン全体を表していたようなものだし、その狂気は続いていた」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / ダニエル・リカルド / レッドブル・レーシング / マックス・フェルスタッペン