ダニエル・リカルド
ダニエル・リカルドは、メルセデスが昨年に抱えていた問題を解決したかどうかにかかわらず、レッドブルはシンガポールでトップの“ごく近い”ところにいるだろうと述べた。

2015年のF1シンガポールGPは、昨年のメルセデスにとって最悪のレースであり、V6ターボ時代になってから初めて表彰台にメルセデスドライバーがいないグランプリとなった。

ダニエル・リカルドは、フェラーリ勢に割って入る形で昨年の表彰台に上っており、勝者のセバスチャン・ベッテルとはわずか1.4秒差でゴールしている。

今年のシンガポールでは問題解決を願っているメルセデスだが、ダニエル・リカルドは5月に今季初ポールポジションを獲得したモナコGPを引き合いに出し、レッドブルは2015年より強い位置にいると主張した。

今年は昨年と同じくらい強いレースができるか質問されらダニエル・リカルドは「そう思う。僕たちは去年より良いパッケージを持っていると思う。去年は優勝を懸けて本当に競り合った。だから、それを考えても、僕たちはそこにいると思う」とコメント。

「問題はメルセデスだ。彼らが去年の問題を解決できたなら、当然、倒すべき敵になる。でも、たとえ彼らが速いとしても、僕たちはモナコのようにかなり近いところで彼らと戦える。今後何週間の間、僕たちは良いマシンを持っているだろうから、きっと楽しいだろうね」

ダニエル・リカルドは、シンガポールはレッドブルとルノーが空力とエンジンの両方のゲインを披露するためにパーフェクトな舞台だと語る。

「僕たちはサーキットで示してきたし、これまでのサーキットではパワーがなかったけど、今はそれほど離されていない。前は(エンジン対シャシーが)80対20くらいだと思うけど、これからのサーキットはシャシーの割合がかなり高いから、パワー面のギャップを半減するんじゃないかな・・・」

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カテゴリー: F1 / ダニエル・リカルド / レッドブル・レーシング / F1シンガポールGP