F1バーレーンGP:フェルスタッペンが通算33回目のポールポジション
2024年F1第1戦バーレーンGPの予選が3月1日(金)にバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)がポールポジションを獲得した。
Q3までタイムシートのトップに立っていなかったフェルスタッペンだが、やはりタイムを隠し持っていた。Q3の最初のラップでトップに立つと、2回目のアタックでさらにタイムを縮めて1分29秒179をマーク。2番手に0.228秒の差をつけた。
フェルスタッペンにとっては昨年に続いてバーレーンで2年連続、自身のオリジナルのカーナンバーと同じ通算33回目のポールポジション、そして、記念すべき2024年最初のポールシッターとなった。これまでのセッションではロングランに徹して突出したパフォーマンスを見せていただけに、決勝の結果はある程度見えてしまったかもしれない。
2番手には0.228秒差でシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手には0.306秒差でジョージ・ラッセル(メルセデス)が続いた。
現地時間19時から行われたバーレーングランプリの予選。気温18度、路面温度22度のドライコンディションでセッションはスタート。トラックエボリューションは大きくセグメントの終盤に次々とタイムが更新される展開となった。
4番手はカルロス・サインツJr.(フェラーリ)、5番手にはセルジオ・ペレス(レッドブル)。ペレスはポールシッターのチームメイトから0.358秒の差がついた。
6番手はフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、7番手にランド・ノリス、8番手にオスカー・ピアストリとマクラーレン勢。ルイス・ハミルトン(メルセデス)は9番手。
10番手には予選スペシャリストのニコ・ヒュルケンベルグが続き、Q3進出で冬の間に一連のマネジメント交代を経験したハースF1チームに勢いを与えた。課題のタイヤマネジメントが解消されているかが決勝の注目ポイントとなる。
角田裕毅(RB)はQ3まで0.007秒届かず11番手。それでもチームメイトで14番手だったダニエル・リカルドを0.149秒先行し、とりあえず1勝を挙げ、ポイントを狙える位置につけた。
ザウバーはQ1を突破できず、バルテリ・ボッタスと周冠宇がそれぞれ16番手と17番手に終わった。周冠宇は最終コーナーでの劇的なスライドでタイムをロスした。18番手のローガン・サージェントはチームメイトのアルボン・アンよりも大幅に遅れた。Q1のアウトラップでトラフィックに引っかかり不満をぶちまけた。
アルピーヌは大苦戦。プレシーズンテストでの遅さがそのまま現実のものとなった。最低重量を10kg上回っているというアルピーヌは、エステバン・オコンが19番手、ピエール・ガスリーが20番手と最後列。ガスリーは危うく1人だけ1分31秒台で終える危険もあった(最後のラップで1分30秒948)。2台揃ってのQ1敗退はルノー時代の2017年のシンガポールGP以来となる。
F1バーレーンGP決勝は明日3月2日(日)の24時(現地時間18時)からフォーメーションラップが行われる。
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1バーレーンGP
Q3までタイムシートのトップに立っていなかったフェルスタッペンだが、やはりタイムを隠し持っていた。Q3の最初のラップでトップに立つと、2回目のアタックでさらにタイムを縮めて1分29秒179をマーク。2番手に0.228秒の差をつけた。
フェルスタッペンにとっては昨年に続いてバーレーンで2年連続、自身のオリジナルのカーナンバーと同じ通算33回目のポールポジション、そして、記念すべき2024年最初のポールシッターとなった。これまでのセッションではロングランに徹して突出したパフォーマンスを見せていただけに、決勝の結果はある程度見えてしまったかもしれない。
2番手には0.228秒差でシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手には0.306秒差でジョージ・ラッセル(メルセデス)が続いた。
現地時間19時から行われたバーレーングランプリの予選。気温18度、路面温度22度のドライコンディションでセッションはスタート。トラックエボリューションは大きくセグメントの終盤に次々とタイムが更新される展開となった。
4番手はカルロス・サインツJr.(フェラーリ)、5番手にはセルジオ・ペレス(レッドブル)。ペレスはポールシッターのチームメイトから0.358秒の差がついた。
6番手はフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、7番手にランド・ノリス、8番手にオスカー・ピアストリとマクラーレン勢。ルイス・ハミルトン(メルセデス)は9番手。
10番手には予選スペシャリストのニコ・ヒュルケンベルグが続き、Q3進出で冬の間に一連のマネジメント交代を経験したハースF1チームに勢いを与えた。課題のタイヤマネジメントが解消されているかが決勝の注目ポイントとなる。
ついにレッドブル・RB20のポテンシャルを解き放ったマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)
角田裕毅(RB)はQ3まで0.007秒届かず11番手。それでもチームメイトで14番手だったダニエル・リカルドを0.149秒先行し、とりあえず1勝を挙げ、ポイントを狙える位置につけた。
ザウバーはQ1を突破できず、バルテリ・ボッタスと周冠宇がそれぞれ16番手と17番手に終わった。周冠宇は最終コーナーでの劇的なスライドでタイムをロスした。18番手のローガン・サージェントはチームメイトのアルボン・アンよりも大幅に遅れた。Q1のアウトラップでトラフィックに引っかかり不満をぶちまけた。
アルピーヌは大苦戦。プレシーズンテストでの遅さがそのまま現実のものとなった。最低重量を10kg上回っているというアルピーヌは、エステバン・オコンが19番手、ピエール・ガスリーが20番手と最後列。ガスリーは危うく1人だけ1分31秒台で終える危険もあった(最後のラップで1分30秒948)。2台揃ってのQ1敗退はルノー時代の2017年のシンガポールGP以来となる。
F1バーレーンGP決勝は明日3月2日(日)の24時(現地時間18時)からフォーメーションラップが行われる。
F1バーレーンGP 予選 順位・ラップタイム
順位 | No | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 1分30秒031 | 1分29秒374 | 1分29秒179 |
2 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1分30秒243 | 1分29秒165 | 1分29秒407 |
3 | 63 | ジョージ・ラッセル | メルセデス | 1分30秒350 | 1分29秒922 | 1分29秒485 |
4 | 55 | カルロス・サインツ | フェラーリ | 1分29秒909 | 1分29秒573 | 1分29秒507 |
5 | 11 | セルジオ・ペレス | レッドブル | 1分30秒221 | 1分29秒932 | 1分29秒537 |
6 | 14 | フェルナンド・アロンソ | アストンマーティン | 1分30秒179 | 1分29秒801 | 1分29秒542 |
7 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1分30秒143 | 1分29秒941 | 1分29秒614 |
8 | 81 | オスカー・ピアストリ | マクラーレン | 1分30秒531 | 1分30秒122 | 1分29秒683 |
9 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1分30秒451 | 1分29秒718 | 1分29秒710 |
10 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ハース | 1分30秒646 | 1分29秒851 | 1分30秒502 |
11 | 22 | 角田裕毅 | RB | 1分30秒481 | 1分30秒129 | |
12 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン | 1分30秒965 | 1分30秒200 | |
13 | 23 | アレクサンダー・アルボン | ウィリアムズ | 1分30秒397 | 1分30秒221 | |
14 | 3 | ダニエル・リカルド | RB | 1分30秒562 | 1分30秒278 | |
15 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース | 1分30秒756 | 1分30秒529 | |
16 | 77 | バルテリ・ボッタス | ザウバー | 1分30秒756 | ||
17 | 24 | 周冠宇 | ザウバー | 1分30秒757 | ||
18 | 2 | ローガン・サージェント | ウィリアムズ | 1分30秒770 | ||
19 | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ | 1分30秒793 | ||
20 | 10 | ピエール・ガスリー | アルピーヌ | 1分30秒948 |
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