F1バーレーンGP メルセデスが初日1-2もレッドブルが不気味にロングラン
2024年のF1世界選手権 第1戦 バーレーンGPのフリー走行2回目が2月29日(木)にバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がトップタイムを記録した。
ハミルトンは序盤にソフトでのショートラップで1分30秒374を。チームメイトのジョージ・ラッセルが0.206秒差で2番手に続き、メルセデスが初日のタイムシートの1-2を飾った。
3番手にはフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)が続き、トップ3にメルセデスエンジン勢が並んだ。
日中に行われたプラクティス1(FP1)とは異なり、現地時間18時から行われたプラクティス2(FP2)は決勝スタートと同じ時間帯。サーキットには照明がつき、60周のセッション終了時には気温17度、路面温度は21度まで下がった。
FP1は大半のチームがソフトを使用せず、ウォームアップ的なセッションとなったが、プラクティス2では開始早々からソフトが投入され、すぐにタイムアタック合戦の様相となった。
しかし、1週間前にC3タイヤでショートランを行ったチームは多く、手の内を隠しているようにも感じられた。
その最たるドライバーがマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)。ベストラップは1分30秒851とメルセデスから0.477秒差。だが、決して限界までアタックしていた気配はない。「ヘルメットから空気が入りすぎている」との不満もあった。
逆にフェルスタッペンは多くの時間をロングランに費やし、終盤はソフトタイヤで16周のロングランを実施。多くのドライバーがすぐに1分37秒台に後退する一方で、1分36秒台のタイムを繰り返す異様な一貫性を示した。もしかしたら、ショートランはすでにプレシーズンテストで目途が立っているのかもしれない。
タイムシート的には4番手にはカルロス・サインツJr.(スクーデリア・フェラーリ)、5番手にはオスカー・ピアストリ(マクラーレン)。フェルスタッペンを挟み、ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)、ランス・ストロール(アストンマーティン)、シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)、セルジオ・ペレス(レッドブル)がトップ10入りした。
このセッションでは、ウィリアムズがアレクサンダー・アルボンが11番手、ローガン・サージェントが13番手、ハースF1がケビン・マグヌッセンが14番手と、FP1では速さを見せなかったチームが上位に入り、勢力図を読み取るのは難しい結果となった。
逆にFP1で1番手と4番手だったRBは、ダニエル・リカルドが12番手、角田裕毅が15番手とタイムシート的に下位に沈んだ。だが、特に角田裕毅は序盤ハミディアム、後半はソフトでロングランを実施。FP1でそれなりのタイムを出せていたので残りの週末には問題ないことを期待したい。
それはマクラーレンも同じで、FP1で2番手だったランド・ノリスは、ソフトでのロングランに焦点を当てて、最下位20番手で終えている。
一方、両方のセッション共にさえなかったのがアルピーヌ。ピエール・ガスリーが16番手、エステバン・オコンが18番手と静かな初日を過ごした。
F1バーレーンGP2の日目となる3月1日(金)に21時30分(現地時間15時30分)からフリー走行3回目、25時(現地時間19時)から予選が行われる。
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1バーレーンGP
ハミルトンは序盤にソフトでのショートラップで1分30秒374を。チームメイトのジョージ・ラッセルが0.206秒差で2番手に続き、メルセデスが初日のタイムシートの1-2を飾った。
3番手にはフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)が続き、トップ3にメルセデスエンジン勢が並んだ。
日中に行われたプラクティス1(FP1)とは異なり、現地時間18時から行われたプラクティス2(FP2)は決勝スタートと同じ時間帯。サーキットには照明がつき、60周のセッション終了時には気温17度、路面温度は21度まで下がった。
FP1は大半のチームがソフトを使用せず、ウォームアップ的なセッションとなったが、プラクティス2では開始早々からソフトが投入され、すぐにタイムアタック合戦の様相となった。
しかし、1週間前にC3タイヤでショートランを行ったチームは多く、手の内を隠しているようにも感じられた。
その最たるドライバーがマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)。ベストラップは1分30秒851とメルセデスから0.477秒差。だが、決して限界までアタックしていた気配はない。「ヘルメットから空気が入りすぎている」との不満もあった。
逆にフェルスタッペンは多くの時間をロングランに費やし、終盤はソフトタイヤで16周のロングランを実施。多くのドライバーがすぐに1分37秒台に後退する一方で、1分36秒台のタイムを繰り返す異様な一貫性を示した。もしかしたら、ショートランはすでにプレシーズンテストで目途が立っているのかもしれない。
初日はルイス・ハミルトン(メルセデス)がタイムシートのトップに立った。
タイムシート的には4番手にはカルロス・サインツJr.(スクーデリア・フェラーリ)、5番手にはオスカー・ピアストリ(マクラーレン)。フェルスタッペンを挟み、ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)、ランス・ストロール(アストンマーティン)、シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)、セルジオ・ペレス(レッドブル)がトップ10入りした。
このセッションでは、ウィリアムズがアレクサンダー・アルボンが11番手、ローガン・サージェントが13番手、ハースF1がケビン・マグヌッセンが14番手と、FP1では速さを見せなかったチームが上位に入り、勢力図を読み取るのは難しい結果となった。
逆にFP1で1番手と4番手だったRBは、ダニエル・リカルドが12番手、角田裕毅が15番手とタイムシート的に下位に沈んだ。だが、特に角田裕毅は序盤ハミディアム、後半はソフトでロングランを実施。FP1でそれなりのタイムを出せていたので残りの週末には問題ないことを期待したい。
それはマクラーレンも同じで、FP1で2番手だったランド・ノリスは、ソフトでのロングランに焦点を当てて、最下位20番手で終えている。
一方、両方のセッション共にさえなかったのがアルピーヌ。ピエール・ガスリーが16番手、エステバン・オコンが18番手と静かな初日を過ごした。
F1バーレーンGP2の日目となる3月1日(金)に21時30分(現地時間15時30分)からフリー走行3回目、25時(現地時間19時)から予選が行われる。
F1バーレーンGP フリー走行2回目 結果・順位
順位 | No | ドライバー | チーム | タイム | GAP | LAP |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1分30秒374 | 25 | |
2 | 63 | ジョージ・ラッセル | メルセデス | 1分30秒580 | 0.206 | 23 |
3 | 14 | フェルナンド・アロンソ | アストンマーティン | 1分30秒660 | 0.286 | 22 |
4 | 55 | カルロス・サインツ | フェラーリ | 1分30秒769 | 0.395 | 25 |
5 | 81 | オスカー・ピアストリ | マクラーレン | 1分30秒784 | 0.410 | 27 |
6 | 1 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 1分30秒851 | 0.477 | 25 |
7 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ハース | 1分30秒884 | 0.510 | 23 |
8 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン | 1分30秒891 | 0.517 | 26 |
9 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1分31秒113 | 0.739 | 26 |
10 | 11 | セルジオ・ペレス | レッドブル | 1分31秒115 | 0.741 | 26 |
11 | 23 | アレクサンダー・アルボン | ウィリアムズ | 1分31秒333 | 0.959 | 26 |
12 | 3 | ダニエル・リカルド | RB | 1分31秒516 | 1.142 | 26 |
13 | 2 | ローガン・サージェント | ウィリアムズ | 1分31秒715 | 1.341 | 27 |
14 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース | 1分31秒764 | 1.390 | 27 |
15 | 22 | 角田裕毅 | RB | 1分31秒881 | 1.507 | 29 |
16 | 10 | ピエール・ガスリー | アルピーヌ | 1分31秒951 | 1.577 | 25 |
17 | 77 | バルテリ・ボッタス | ザウバー | 1分32秒001 | 1.627 | 24 |
18 | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ | 1分32秒027 | 1.653 | 25 |
19 | 24 | 周冠宇 | ザウバー | 1分32秒048 | 1.674 | 28 |
20 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1分32秒608 | 2.234 | 25 |
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1バーレーンGP