FP2:サインツが最速でフェラーリがF1シンガポールGP初日の1-2独占
2023年F1第16戦シンガポールGPのフリー走行2回目が9月15日(金)にシンガポール市街地コースで行われ、カルロス・サインツJr.(スクーデリア・フェラーリ)がトップタイムを記録した。
ナイトレースとして開催されるシンガポールグランプリ。予選・決勝と同じ時間帯となる現地時間21時からスタートしたFP2ではサーキットが照明に照らされた。
2028年までにエネルギー排出量を半減させることを目指しており、F1ピットビルにソーラーパネルを設置され、レース1カ月分の電力を発電。トラック照明の100%がエネルギー効率の高いLED照明に交換され、以前のメタルハライド電球よりも少なくとも30%電力使用量が削減されている。
明るい時間帯である意味で確認走行となったFP1とは異なり、FP2ではサーキットの限界を探るような走行が見られた。また、多くのマシンが可能な限り走行距離を稼ごうとしたため、コース上には多くのトラフィックが見られた。
大部分のチームが序盤に主にミディアムで走行した後、ソフトでショートランを実施し、再び硬い方のタイヤに交換してロングランで締めるというプログラムを実施。
フリー走行2回目のトップタイムは、カルロス・サインツJr.の1分32秒120。2番手にはチームメイトのシャルル・ルクレールが0.018秒の僅差で続き、FP1とは順位は入れ替わったものの、スクーデリア・フェラーリが初日のタイムシートの上位2つを独占した。
3番手にはトップから0.235秒差でメルセデスのジョージ・ラッセル。フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)を挟んで、チームメイトのルイス・ハミルトンが5番手につけた。
6番手はマクラーレンのランド・ノリス。今回、ノリスにのみフルでアップグレードパッケージが導入されており、シンガポール初走行となり、そのいくつかが搭載されたオスカー・ピアストリは15番手だった。マクラーレンは今週末、スポンサーのOKXと協力して“ステルスモード”と称されるブラックが特徴的なカラーリングで出場している。
開幕から14連勝で王座で王手をかけているレッドブル・レーシングはいまいち流れに乗れていない印象。セルジオ・ペレスがトップから0.692秒差の7番手、マックス・フェルスタッペンはトップから0.732秒差の8番手だった。予選までにどこまでマシンを仕上げてくるかが注目だ。
9番手はハースのケビン・マグヌッセン。バルテリ・ボッタスが10番手に入ったアルファロメオはシンガポールにアップグレードパッケージを持ち込んでいる。
同じく大規模なアップグレードパッケージを投入したスクーデリア・アルファタウリは、リアム・ローソンが12番手で先行。角田裕毅はトップから1.357秒差の16番手と勢いのないセッションとなった。
過去数戦で好調のアレクサンサー・アルボン(ウィリアムズ・レーシング)は、パワーユニットのトラブルで交換が必要となり、早々にセッションを終えざるを得なかった。シンガポール初走行のルーキーの一人で、特別な“ガルフカラー”のもう1台のウィリアムズをドライブするローガン・サージェントも19番手とタイムシートの下位に沈んだ。
2023年F1シンガポールGPの2日目は、18時30分(現地時間17時30分)からフリー走行3回目、22時(現地時間21時)から予選が行われる。
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1シンガポールGP
ナイトレースとして開催されるシンガポールグランプリ。予選・決勝と同じ時間帯となる現地時間21時からスタートしたFP2ではサーキットが照明に照らされた。
2028年までにエネルギー排出量を半減させることを目指しており、F1ピットビルにソーラーパネルを設置され、レース1カ月分の電力を発電。トラック照明の100%がエネルギー効率の高いLED照明に交換され、以前のメタルハライド電球よりも少なくとも30%電力使用量が削減されている。
明るい時間帯である意味で確認走行となったFP1とは異なり、FP2ではサーキットの限界を探るような走行が見られた。また、多くのマシンが可能な限り走行距離を稼ごうとしたため、コース上には多くのトラフィックが見られた。
大部分のチームが序盤に主にミディアムで走行した後、ソフトでショートランを実施し、再び硬い方のタイヤに交換してロングランで締めるというプログラムを実施。
フリー走行2回目のトップタイムは、カルロス・サインツJr.の1分32秒120。2番手にはチームメイトのシャルル・ルクレールが0.018秒の僅差で続き、FP1とは順位は入れ替わったものの、スクーデリア・フェラーリが初日のタイムシートの上位2つを独占した。
3番手にはトップから0.235秒差でメルセデスのジョージ・ラッセル。フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)を挟んで、チームメイトのルイス・ハミルトンが5番手につけた。
6番手はマクラーレンのランド・ノリス。今回、ノリスにのみフルでアップグレードパッケージが導入されており、シンガポール初走行となり、そのいくつかが搭載されたオスカー・ピアストリは15番手だった。マクラーレンは今週末、スポンサーのOKXと協力して“ステルスモード”と称されるブラックが特徴的なカラーリングで出場している。
開幕から14連勝で王座で王手をかけているレッドブル・レーシングはいまいち流れに乗れていない印象。セルジオ・ペレスがトップから0.692秒差の7番手、マックス・フェルスタッペンはトップから0.732秒差の8番手だった。予選までにどこまでマシンを仕上げてくるかが注目だ。
9番手はハースのケビン・マグヌッセン。バルテリ・ボッタスが10番手に入ったアルファロメオはシンガポールにアップグレードパッケージを持ち込んでいる。
同じく大規模なアップグレードパッケージを投入したスクーデリア・アルファタウリは、リアム・ローソンが12番手で先行。角田裕毅はトップから1.357秒差の16番手と勢いのないセッションとなった。
過去数戦で好調のアレクサンサー・アルボン(ウィリアムズ・レーシング)は、パワーユニットのトラブルで交換が必要となり、早々にセッションを終えざるを得なかった。シンガポール初走行のルーキーの一人で、特別な“ガルフカラー”のもう1台のウィリアムズをドライブするローガン・サージェントも19番手とタイムシートの下位に沈んだ。
2023年F1シンガポールGPの2日目は、18時30分(現地時間17時30分)からフリー走行3回目、22時(現地時間21時)から予選が行われる。
2023年 F1シンガポールGP フリー走行2回目 結果・タイム
順位 | No | ドライバー | チーム | タイム | GAP | LAP |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 55 | カルロス・サインツ | フェラーリ | 1分32秒120 | 26 | |
2 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1分32秒138 | 0.018 | 27 |
3 | 63 | ジョージ・ラッセル | メルセデス | 1分32秒355 | 0.235 | 25 |
4 | 14 | フェルナンド・アロンソ | アストンマーティン | 1分32秒478 | 0.358 | 25 |
5 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1分32秒585 | 0.465 | 23 |
6 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1分32秒711 | 0.591 | 23 |
7 | 11 | セルジオ・ペレス | レッドブル | 1分32秒812 | 0.692 | 23 |
8 | 1 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 1分32秒852 | 0.732 | 23 |
9 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース | 1分33秒017 | 0.897 | 25 |
10 | 77 | バルテリ・ボッタス | アルファロメオ | 1分33秒105 | 0.985 | 24 |
11 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ハース | 1分33秒139 | 1.019 | 22 |
12 | 40 | リアム・ローソン | アルファタウリ | 1分33秒285 | 1.165 | 27 |
13 | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ | 1分33秒361 | 1241 | 25 |
14 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン | 1分33秒390 | 1.270 | 25 |
15 | 81 | オスカー・ピアストリ | マクラーレン | 1分33秒461 | 1.341 | 23 |
16 | 22 | 角田裕毅 | アルファタウリ | 1分33秒477 | 1.357 | 27 |
17 | 24 | 周冠宇 | アルファロメオ | 1分33秒575 | 1.455 | 25 |
18 | 10 | ピエール・ガスリー | アルピーヌ | 1分33秒824 | 1.704 | 24 |
19 | 2 | ローガン・サージェント | ウィリアムズ | 1分34秒327 | 2.207 | 28 |
20 | 23 | アレクサンダー・アルボン | ウィリアムズ | 1分35秒558 | 3.428 | 5 |
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1シンガポールGP