決勝:マックス・フェルスタッペン、アイルトン・セナに並ぶF1通算41勝目
2023年F1第9戦カナダGPの決勝が6月18日(日)にモントリオールのジル・ヴィルヌーヴ・サーキットで行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)が優勝を飾った。

ポールポジションからスタートしたフェルスタッペンは、70周のレースで1度のリードを譲ることなく今季6勝目。第5戦マイアミGPから224周にわたってリードを奪われていない。通算41勝はアイルトン・セナの勝利数に並んだ。レッドブル・レーシングにとっては100勝目の節目となる勝利となった。

2位はフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)。スタートでルイス・ハミルトン(メルセデス)に前に出られたアロンソだったが、コース上でオーバーテイクして今季6回目の表彰台を獲得。3位にはハミルトンが2戦連続となる表彰台を獲得し、モントリオールの表彰台には3人のF1ワールドチャンピオンが並んだ。

4位はシャルル・ルクレール、5位はカルロス・サインツとフェラーリの2台。それぞれ10番、11番グリッドからのスタートとなったが、セーフティカー出動時にピットインせずにトラックポジションを重視する戦略でポイントを獲得した。

6位はセルジオ・ペレス(レッドブル)。12番グリッドから挽回し、終盤にはソフトタイヤでファステストラップを記録した。

7位はアレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)。1台だけアップデートが投入されたマシンでシーズンのベストフィニッシュを達成。ドライバーズ・オブ・ザ・デイに選出された。

8位にエステバン・オコン(アルピーヌ)。9番手でチェッカーを受けたランド・ノリスは5秒ペナルティで13位に降格。9位に地元カナダ出身のランス・ストロール(アストンマーティン)、10位にはバルテリ・ボッタス(アルファロメオ)が昇格してポイントを手にした。

角田裕毅(アルファタウリ)は1周目にピットインしてタイヤ消化義務を果たす戦略を果たしたが、セーフティカーが入る展開も有利に働かなかった。

ジョージ・ラッセル(メルセデス)は、セーフティカーの原因となったクラッシュ後もレースを続行していたが、ブレーキのオーバーヒートの問題でリタイア。ローガン・サージェント(ウィリアムズ)はチームからマシンを停止するよう指示がありリタイア。完走は18台のレースとなった。

2023年 F1カナダGP 決勝 結果

順位NoドライバーチームGAPINTPIT
11マックス・フェルスタッペンレッドブル  2
214フェルナンド・アロンソアストンマーティン9.5709.5702
344ルイス・ハミルトンメルセデス14.1584.5982
416シャルル・ルクレールフェラーリ18.6484.4801
555カルロス・サインツフェラーリ21.5402.8921
611セルジオ・ペレスレッドブル51.02829.4882
723アレクサンダー・アルボンウィリアムズ60.8139.7851
831エステバン・オコンアルピーヌ61.6920.8792
918ランス・ストロールアストンマーティン64.4022.7102
1077バルテリ・ボッタスアルファロメオ64.4320.0301
1181オスカー・ピアストリマクラーレン65.1010.6692
1210ピエール・ガスリーアルピーヌ65.2490.1482
134ランド・ノリスマクラーレン68.3633.1142
1422角田裕毅アルファタウリ73.4235.0602
1527ニコ・ヒュルケンベルグハース1L20.4772
1624周冠宇アルファロメオ1L0.4342
1720ケビン・マグヌッセンハース1L52.8822
1821ニック・デ・フリースアルファタウリ1L4.7082
DNF63ジョージ・ラッセルメルセデス17L16L2
DNF2ローガン・サージェントウィリアムズ64L47L2


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カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1カナダGP