フェルナンド・アロンソがレッドブルF1の2台を僅差で抑えて最速で予選へ
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予選・決勝とは違って、日中の温度が高いコンディションで行われるFP3はマシンをあまりイジってはいけないというのがセオリー。そのため、周回数は過去2つのセッションと比較すると少なかったが、各チームが前日のデータを元に検証作業を行った。
フリー走行3回目では、序盤にレッドブルがハード、ハースがミディアムを試した以外は、全ドライバーがソフトタイヤで走行を完了。
トップタイムを記録したのはアストンマーティンF1のフェルナンド・アロンソ。ポールポジションを狙っているわけではないと語っているフェルナンド・アロンソだが、FP3の走行で1分32秒340をマーク。2番手のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)を0.005秒の僅差で上回って、今週末2回目のタイムシートのトップに立った。3番手にはセルジオ・ペレス(レッドブル)が続き、上位3台の速さは今週末に際立っている。アロンソのチームメイトであるランス・ストロールも7番手に入っており、現時点でアストンマーティンF1の2台はQ3は固いかもしれない。
上位3台から0.2秒遅れの4番手に続いたのは2台で様々なリアウイングを試したメルセデスF1のルイス・ハミルトン。シャルル・ルクレール(フェラーリ)を挟んで、チームメイトのジョージ・ラッセルが続き、4番手以下は大混戦。7番手のストロールと8番手のカルロス・サインツ(フェラーリ)と4チームが第1グループを形成している。
9番手にはマクラーレンのオスカー・ピアストリ。10番手にはピエール・ガスリー、11番手にはエステバン・オコンとアスピーヌ勢がじわじわとスピードを上げてきている。
12番手の周冠宇(アルファロメオ)、13番手のランド・ノリス(マクラーレン)、14番手のケビン・マグヌッセンと15番手のニコ・ヒュルケンベルグのハースF1チーム、そして、17番手のバルテリ・ボッタスが第2グループとして予選Q3とポイントを争うことになりそうだ。
アルファタウリは心配な状況。角田裕毅が16番手に入ってなんとかミッドフィールドに片足を突っ込んだが、前評判の高かったニック・デ・フリースは20番手とタイムを出せていない。Q2進出を賭けたウィリアムズとの下位争いが予想される。
F1バーレーンGP予選は、この後24時(現地時間18時)から行われる。
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