F1ブラジルGP:ロングランのデータ収集が主体のFP2でオコンがトップ
2022年F1第21戦ブラジルGPのフリー走行2回目が11月12日(土)インテルラゴス・サーキットで行われ、エステバン・オコン(アルピーヌF1チーム)がトップタイムをマークした。
スプリントフォ-マットが実施される今週末は通常とはフォーマットが異なり、金曜日に1回目のプラクティスの後、スプリントのグリッドを決定する予選が行われ、土曜日に60分の2回目のプラクティスを実施した後、決勝グリッドを決定するレース形式のスプリントが行われる。
土曜日のインテルラゴスは快晴となり、気温19度、路面温度36度のドライコンディションで60分間のFP2セッションはスタートした。
金曜日の予選Q1に出走した時点でマシンはパルクフェルメ状態となり、基本的に変更を加えることはできなくなる。したがって、パフォーマンスを向上させるセットアップ変更ができない代わりに、スプリントと決勝レースに向けたより具体的な準備をする時間となる。
つまり、決勝で最も重要なタイヤを確認するチャンスであり、もう予選向けショートランに焦点を当てる必要がないため、各チームともむしろ通常の土曜フリー走行よりも積極的にロングランでの周回を重ねる。
スプリントおよび決勝はスタートタイヤを自由に選べるため、両レースに向けたタイヤ戦略が重要になる。今年、スプリントは8位までポイントが与えられるため、どちらに比重を置くかもさらに重要になってくる。
多くのチームがソフトとミディアムでロングランを実施。各チームが使用するタイヤの周回数はほぼバラバラ。燃料搭載量についても71周の決勝の序盤に合わせるのか、24周のスプリントに合わせるかについて、ライバルチームへの駆け引きも含まれる。また、スプリントのタイヤをソフトにするかミディアムにするかも悩ましい決断となるしたがって、FP2のタイムはまったく重要視されない。
フリー走行2回目のトップタイムを記録したのはアルピーヌF1チームのエステバン・オコン。フリー走行1回目でソフトを使用しなかったアルピーヌF1は、オコンがミディアム主体。4番手のフェルナンド・アロンソがソフト主体とプログラムを分けてロングランを実施し、ハードは試用しなかった。
2番手のセルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング)はハード主体でソフトを絡めたとしてプログラム。5番手だったマックス・フェルスタッペンも同様で、ミディアムを使用しておらず、スプリントと決勝のためにセーブしたと予想できる。
3番手のジョージ・ラッセル(メルセデス)はソフト主体でハードを絡めたプログラム。6番手だったチームメイトのルイス・ハミルトンもソフト主体でミディアムを使用しなかった。
7番手のピエール・ガスリー(アルファタウリ)はソフトとミディアムで均等にロングランを実施。12番手だったチームメイトの角田裕毅はミディアムのロングランが主体で、ともにハードは試用しなかった。
8番手のミック・シューマッハと9番手でスプリントをポールからスタートするケビン・マグヌッセンは、ソフトオtミディアムでロングランを実施。マグヌッセンはミディアムで多くのロングランに力を入れていた。
10番手のランド・ノリス(マクラーレン)はソフトを主体でミディアムを絡めたプログラムを実施した。
このセッションで3種類全てのタイヤを使ったのはアストンマーティンの2台だけだった。
ウィリアムズは、2023年にF1デビューさせることを計画しているローガン・サージェントをアレクサンダー・アルボンに代えて起用。28周を走破して100kmの条件をクリアして1ポイントのスーパーライセンスポイントを獲得。合計で29ポイントとなり、F1アブダビGPのフリー走行1回目に1ポイントを追加できれば、FIA-F2のランキング6位以上でF1スーパーライセンス取得が可能となる。
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1ブラジルGP
スプリントフォ-マットが実施される今週末は通常とはフォーマットが異なり、金曜日に1回目のプラクティスの後、スプリントのグリッドを決定する予選が行われ、土曜日に60分の2回目のプラクティスを実施した後、決勝グリッドを決定するレース形式のスプリントが行われる。
土曜日のインテルラゴスは快晴となり、気温19度、路面温度36度のドライコンディションで60分間のFP2セッションはスタートした。
金曜日の予選Q1に出走した時点でマシンはパルクフェルメ状態となり、基本的に変更を加えることはできなくなる。したがって、パフォーマンスを向上させるセットアップ変更ができない代わりに、スプリントと決勝レースに向けたより具体的な準備をする時間となる。
つまり、決勝で最も重要なタイヤを確認するチャンスであり、もう予選向けショートランに焦点を当てる必要がないため、各チームともむしろ通常の土曜フリー走行よりも積極的にロングランでの周回を重ねる。
スプリントおよび決勝はスタートタイヤを自由に選べるため、両レースに向けたタイヤ戦略が重要になる。今年、スプリントは8位までポイントが与えられるため、どちらに比重を置くかもさらに重要になってくる。
多くのチームがソフトとミディアムでロングランを実施。各チームが使用するタイヤの周回数はほぼバラバラ。燃料搭載量についても71周の決勝の序盤に合わせるのか、24周のスプリントに合わせるかについて、ライバルチームへの駆け引きも含まれる。また、スプリントのタイヤをソフトにするかミディアムにするかも悩ましい決断となるしたがって、FP2のタイムはまったく重要視されない。
フリー走行2回目のトップタイムを記録したのはアルピーヌF1チームのエステバン・オコン。フリー走行1回目でソフトを使用しなかったアルピーヌF1は、オコンがミディアム主体。4番手のフェルナンド・アロンソがソフト主体とプログラムを分けてロングランを実施し、ハードは試用しなかった。
2番手のセルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング)はハード主体でソフトを絡めたとしてプログラム。5番手だったマックス・フェルスタッペンも同様で、ミディアムを使用しておらず、スプリントと決勝のためにセーブしたと予想できる。
3番手のジョージ・ラッセル(メルセデス)はソフト主体でハードを絡めたプログラム。6番手だったチームメイトのルイス・ハミルトンもソフト主体でミディアムを使用しなかった。
7番手のピエール・ガスリー(アルファタウリ)はソフトとミディアムで均等にロングランを実施。12番手だったチームメイトの角田裕毅はミディアムのロングランが主体で、ともにハードは試用しなかった。
8番手のミック・シューマッハと9番手でスプリントをポールからスタートするケビン・マグヌッセンは、ソフトオtミディアムでロングランを実施。マグヌッセンはミディアムで多くのロングランに力を入れていた。
10番手のランド・ノリス(マクラーレン)はソフトを主体でミディアムを絡めたプログラムを実施した。
このセッションで3種類全てのタイヤを使ったのはアストンマーティンの2台だけだった。
ウィリアムズは、2023年にF1デビューさせることを計画しているローガン・サージェントをアレクサンダー・アルボンに代えて起用。28周を走破して100kmの条件をクリアして1ポイントのスーパーライセンスポイントを獲得。合計で29ポイントとなり、F1アブダビGPのフリー走行1回目に1ポイントを追加できれば、FIA-F2のランキング6位以上でF1スーパーライセンス取得が可能となる。
2022年 F1ブラジルGP フリー走行2回目 結果・タイム
順位 | No | ドライバー | チーム | タイム | ギャップ | 周回 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ | 1分14秒604 | 28 | |
2 | 11 | セルジオ・ペレス | レッドブル | 1分14秒788 | 0.184 | 36 |
3 | 63 | ジョージ・ラッセル | メルセデス | 1分14秒916 | 0.312 | 31 |
4 | 3 | フェルナンド・アロンソ | アルピーヌ | 1分15秒049 | 0.445 | 29 |
5 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 1分15秒098 | 0.494 | 30 |
6 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1分15秒137 | 0.533 | 33 |
7 | 40 | ピエール・ガスリー | アルファタウリ | 1分15秒636 | 1.032 | 32 |
8 | 47 | ミック・シューマッハ | ハース | 1分15秒684 | 1.080 | 40 |
9 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース | 1分15秒815 | 1.211 | 38 |
10 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1分15秒851 | 1.247 | 25 |
11 | 55 | カルロス・サインツJr. | フェラーリ | 1分15秒856 | 1.252 | 38 |
12 | 22 | 角田裕毅 | アルファタウリ | 1分15秒865 | 1.261 | 32 |
13 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1分15秒868 | 1.264 | 37 |
14 | 3 | ダニエル・リカルド | マクラーレン | 1分15秒994 | 1.390 | 28 |
15 | 77 | バルテリ・ボッタス | アルファロメオ | 1分16秒047 | 1.443 | 34 |
16 | 6 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ | 1分16秒181 | 1.577 | 34 |
17 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン | 1分16秒263 | 1.659 | 43 |
18 | 5 | セバスチャン・ベッテル | アストンマーティン | 1分16秒400 | 1.796 | 44 |
19 | 24 | 周冠宇 | アルファロメオ | 1分16秒468 | 1.864 | 37 |
20 | 45 | ローガン・サージェント | ウィリアムズ | 1分16秒480 | 1.876 | 28 |
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