レッドブルF1のセルジオ・ペレスが好調維持のトップタイム! / F1アゼルバイジャンGP フリー走行1回目
2022年F1第8戦アゼルバイジャングランプリのフリー走行1回目が6月10日(金)にバクー・シティ・サーキットで行われ、セルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング)がトップタイムをマークした。

気温26度、路面温度43度のドライコンディションで60分間のFP1セッションはスタート。多くのチームが“捨てタイヤ”としてミディアムで走行を開始するなか、フェラーリF1はハードタイヤで走行を開始している点が興味深いスタートとなった。

開始から10分も経たないタイミングでミック・シューマッハ(ハースF1チーム)がマシンから大量の水が流れ出してストップしてバーチャルセーフティカー。幸いにも話題となっているクラッシュではなかった。

その後、15分のタイミングではニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)が駆動を失ってストップ。電気系のトラブルとみられ、再びバーチャルセーフティカーが導入された。

ロングストレートが特徴的なバクー・シティ・サーキットには多くのチームが薄いリアウイングを持ち込んでいるが、多くのチーム、特にメルセデスF1はポーパシングでマシンがバウンドしている。

フリー走行1回目のトップタイムを記録したのはレッドブル・レーシングのセルジオ・ペレス。前戦モナコで優勝しているペレスは1分45秒476をマークした。チームメイトのマックス・フェルスタッペンは1分45秒810で3番手。0.334秒の差がついた。

レッドブル勢に割って入って2番手タイムを記録したのはスクーデリア・フェラーリのシャルル・ルクレール。ペレスから0.127秒差。チームメイトのカルロス・サインツJr.は1分46秒012で4番手。

ベスト・オブ・ザ・レストの5番手タイムはフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)。6番手のルイス・ハミルトン(メルセデス)を0.096秒の僅差で上回った。

7番手にはスクーデリア・アルファタウリの角田裕毅。チームメイトの9番手だったピエール・ガスリーを上回った。

F1アゼルバイジャングランプリ フリー走行2回目は、この後23時(現地時間18時)から行われる。

2022年 F1アゼルバイジャングランプリ フリー走行1回目 結果

順位NoドライバーチームタイムGAPLAPS
111セルジオ・ペレスレッドブル1分45秒476 21
216シャルル・ルクレールフェラーリ1分45秒6030,12721
333マックス・フェルスタッペンレッドブル1分45秒8100.33424
455カルロス・サインツフェラーリ1分46秒0120.53622
544ルイス・ハミルトンメルセデス1分46秒6671.09521
622角田裕毅アルファタウリ1分46秒6961.19121
763ジョージ・ラッセルメルセデス1分46秒7051.22025
83フェルナンド・アロンソアルピーヌ1分46秒7071.22923
910ピエール・ガスリーアルファタウリ1分46秒8301.35425
1031エステバン・オコンアルピーヌ1分46秒9171.44120
114ランド・ノリスマクラーレン1分47秒6912.21519
1218ランス・ストロールアストンマーティン1分47秒8472.37124
1320ケビン・マグヌッセンハース1分47秒9462.47024
145セバスチャン・ベッテルアストンマーティン1分47秒9702.49422
1577バルテリ・ボッタスアルファロメオ1分48秒0782.60222
1624周冠宇アルファロメオ1分48秒2222.74624
1723アレクサンダー・アルボンウィリアムズ1分48秒4192,94322
183ダニエル・リカルドマクラーレン1分48秒8103.33422
196ニコラス・ラティフィウィリアムズ1分50秒9215.4457
2047ミック・シューマッハハース1分58秒33212.8563


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カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1アゼルバイジャンGP