F1オーストリアGP 予選 結果:フェルスタッペンが3戦連続ポール獲得!
2021年 F1世界選手権 第9戦 F1オーストリアGPの予選が7月3日(土)にシュタイアーマルク州のレッドブル・リンクで行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)がポールポジションを獲得した。
3連戦の最終ラウンド、レッドブル・リンクでの2連戦の2戦目となるF1オーストリアGP。新型コロナウイルスによる制限はあるものの、サーキットには約6万人の観客が入れられ、マックス・フェルスタッペンを応援する“オレンジ軍団”がグランドスタンドに大挙して押しかけた。
美しい山間部にある2本のメインストレートと大半が鋭いコーナーで構成されるレッドブル・リンクは、異彩を放つ特性を持ったサーキット。丘陵地帯のため、高低差が大きく、ストレートにはいずれもうねりが施されている。また、急な上り坂や、ストレートも多いため、パワー依存が最も大きいサーキットでもある。
今週末のF1オーストリアGPでは、先週末よりも1ステップ柔らかいC3(ハード)、C4(ミディアム)、C5(ソフト)が持ち込まれており、フリープラクティスでの走行からC5はレースでの耐久性が厳しいことが分かっているため、上位勢だけでなく、トップ10の下半分が決勝を見据えて、どのようなタイヤ戦略を組み立ててくるかも注目ポイントとなり、サプライズを生む結果となった。
ポールポジションを獲得したのはレッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペン。予選すべてのセッションをトップで通過し、1分03秒720をマークして3戦連続、今季4回目、自身8回目のポールポジションを獲得。2回目のアタックを先頭で出されたことにご立腹な様子だった。チームメイトのセルジオ・ペレスも3番手となった。
そして、1つのサプライズは2番手に入ったランド・ノリス(マクラーレン)。フェルスタッペンから0.048秒の僅差で自己ベストリザルトとなるフロントロー。マクラーレンとしてもルイス・ハミルトンが去って以来、オレンジのマシンで初めてのフロントロー獲得となる。「マクラーレンのオレンジで応援してくれてありがとう!」とフェルスタッペンのオレンジ軍団に茶目たっぷりのコメントで応えた。
メルセデスF1はルイス・ハミルトンが4番手、バルテリ・ボッタスが5番手と苦しい予選となった。その後ろにの6番手にはピエール・ガスリー、7番手の角田裕毅は3回目のQ3進出で予選ベストタイの順位となった。
そして、第2のサプライズがジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)。予選Q2をミディアムタイヤで通過。ウィリアムズのマシンでQ3初進出となる。そして、Q3ではアストンマーティンに割って入り、9番グリッドを獲得した。
トップ10では、レッドブル・ホンダの2台、メルセデスの2台、ランド・ノリス(マクラーレン)、ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)の6台がミディアムタイヤ、アルファタウリの2台とアストンマーティンの2台がソフトタイヤでスタートする。
F1オーストリアGP 決勝は、明日4日(日)の22時(現地時間22時)からフォーメーションラップが行われる。
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1オーストリアGP
3連戦の最終ラウンド、レッドブル・リンクでの2連戦の2戦目となるF1オーストリアGP。新型コロナウイルスによる制限はあるものの、サーキットには約6万人の観客が入れられ、マックス・フェルスタッペンを応援する“オレンジ軍団”がグランドスタンドに大挙して押しかけた。
美しい山間部にある2本のメインストレートと大半が鋭いコーナーで構成されるレッドブル・リンクは、異彩を放つ特性を持ったサーキット。丘陵地帯のため、高低差が大きく、ストレートにはいずれもうねりが施されている。また、急な上り坂や、ストレートも多いため、パワー依存が最も大きいサーキットでもある。
今週末のF1オーストリアGPでは、先週末よりも1ステップ柔らかいC3(ハード)、C4(ミディアム)、C5(ソフト)が持ち込まれており、フリープラクティスでの走行からC5はレースでの耐久性が厳しいことが分かっているため、上位勢だけでなく、トップ10の下半分が決勝を見据えて、どのようなタイヤ戦略を組み立ててくるかも注目ポイントとなり、サプライズを生む結果となった。
ポールポジションを獲得したのはレッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペン。予選すべてのセッションをトップで通過し、1分03秒720をマークして3戦連続、今季4回目、自身8回目のポールポジションを獲得。2回目のアタックを先頭で出されたことにご立腹な様子だった。チームメイトのセルジオ・ペレスも3番手となった。
そして、1つのサプライズは2番手に入ったランド・ノリス(マクラーレン)。フェルスタッペンから0.048秒の僅差で自己ベストリザルトとなるフロントロー。マクラーレンとしてもルイス・ハミルトンが去って以来、オレンジのマシンで初めてのフロントロー獲得となる。「マクラーレンのオレンジで応援してくれてありがとう!」とフェルスタッペンのオレンジ軍団に茶目たっぷりのコメントで応えた。
メルセデスF1はルイス・ハミルトンが4番手、バルテリ・ボッタスが5番手と苦しい予選となった。その後ろにの6番手にはピエール・ガスリー、7番手の角田裕毅は3回目のQ3進出で予選ベストタイの順位となった。
そして、第2のサプライズがジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)。予選Q2をミディアムタイヤで通過。ウィリアムズのマシンでQ3初進出となる。そして、Q3ではアストンマーティンに割って入り、9番グリッドを獲得した。
トップ10では、レッドブル・ホンダの2台、メルセデスの2台、ランド・ノリス(マクラーレン)、ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)の6台がミディアムタイヤ、アルファタウリの2台とアストンマーティンの2台がソフトタイヤでスタートする。
F1オーストリアGP 決勝は、明日4日(日)の22時(現地時間22時)からフォーメーションラップが行われる。
2021年 第9戦 F1 オーストリアGP 予選 結果・タイム
順位 | No | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル・ホンダ | 1分04秒249 | 1分03秒927 | 1分03秒720 |
2 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1分04秒345 | 1分04秒415 | 1分03秒768 |
3 | 11 | セルジオ・ペレス | レッドブル・ホンダ | 1分04秒833 | 1分04秒483 | 1分03秒990 |
4 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1分04秒506 | 1分04秒258 | 1分04秒014 |
5 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1分04秒563 | 1分04秒376 | 1分04秒049 |
6 | 10 | ピエール・ガスリー | アルファタウリ・ホンダ | 1分04秒841 | 1分04秒412 | 1分04秒107 |
7 | 26 | 角田裕毅 | アルファタウリ・ホンダ | 1分04秒967 | 1分04秒518 | 1分04秒273 |
8 | 5 | セバスチャン・ベッテル | アストンマーティン | 1分04秒846 | 1分04秒493 | 1分04秒570 |
9 | 63 | ジョージ・ラッセル | ウィリアムズ | 1分04秒907 | 1分04秒553 | 1分04秒591 |
10 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン | 1分04秒927 | 1分04秒547 | 1分04秒618 |
11 | 55 | カルロス・サインツ | フェラーリ | 1分04秒596 | 1分04秒559 | |
12 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1分04秒906 | 1分04秒600 | |
13 | 3 | ダニエル・リカルド | マクラーレン | 1分04秒977 | 1分04秒719 | |
14 | 14 | フェルナンド・アロンソ | アルピーヌ | 1分04秒472 | 1分04秒856 | |
15 | 99 | アントニオ・ジョビナッツィ | アルファロメオ | 1分04秒782 | 1分05秒083 | |
16 | 7 | キミ・ライコネン | アルファロメオ | 1分05秒009 | ||
17 | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ | 1分05秒051 | ||
18 | 6 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ | 1分05秒195 | ||
19 | 47 | ミック・シューマッハ | ハース | 1分05秒427 | ||
20 | 9 | ニキータ・マゼピン | ハース | 1分05秒951 |
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