F1エミリア・ロマーニャGP 結果:レッドブルF1のフェルスタッペンが雪辱V
2021年のF1世界選手権 第2戦 F1エミリア・ロマーニャGPの決勝が4月18日(日)にイタリアのイモラ・サーキットで行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が優勝した。
日曜日のイモラは予報通りに雨が降る。レコノサンスラップではフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)がクラッシュしてフロントウイングを交換するなど、スタート前から波乱が予想されるコンディション。全車雨用タイヤでレースはスタートした。
レースは34周にバルテリ・ボッタス(メルセデス)とジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)のクラッシュによって赤旗中断。そこを境に2つのパートに分かれたようなレースとなった。
優勝は3番グリッドからスタートしたマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)。ポールポジションからスタートしたルイス・ハミルトン(メルセデス)とスタートで並んだフェルスタッペンは、軽く接触しながらもトップに躍り出る。その後、乾いていく路面とインターミディエイトタイヤの摩耗に苦しんでハイルトンに2秒以内に迫られるが、28周目にドライタイヤに交換してトップをキープ。リスタート前のフォーメーションラップでスピンしかける場面もあったが、それ以降は危なげない走りで優勝。通算11勝目。開幕戦の雪辱を果たした。
2位はルイス・ハミルトン。オープニングラップのフェルスタッペンとの接触でフロントウイングに小さなダメージを負ったハミルトンだったが、ドライタイヤに交換した29周までに一時は5秒以上あった差を2秒以内まで縮めるパフォーマンスを見せた。しかし、その直後の31周目にバックマーカーを抜こうとしてコースオフ。フロントウイングを壊してなんとかピットに戻る。だが、そこで赤旗中断という運が味方した。マシンを修理し、新品タイヤを履いたハミルトンは素晴らしい挽回を見せて2位でフィニッシュ。最終ラップではファステストラップを記録してランキング首位の座を守った。
3位はマクラーレンのランド・ノリスが自身2度目の表彰台を獲得した。4位にシャルル・ルクレール、5位にカルロス・サインツとフェラーリ勢、6位にダニエル・リカルド(マクラーレン)、7位にランス・ストロール(アストンマーティン)。
8位はアルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリー。5番グリッドからスタートしたガスリーだったが、ウエットタイヤでスタートするというチョイスが裏目に出てしまい、序盤に順位を落とし、インターに交換したことでさらに後方に落とし、赤旗中断時には14番手にいた。しかし、リスタート後に挽回し、2ポイントを獲得した。9位にキミ・ライコネン(アルファロメオ)、10位にエステバン・オコン(アルピーヌ)が今季初ポイントを獲得した。
2番グリッドからスタートしたレッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスは、オープニングラップで4番手に後退。さらにニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)のクラッシュによって入ったセーフティカー期間中にコースアウトした後、2台を抜いて順位を取り戻したことで10秒のストップ&ゴー・ペナルティを科せられる。赤旗中断時には4番手にいたセルジオ・ペレスだが、ソフトタイヤを選択したことが裏目に出て単独スピン。その後もコースオフなどもあり、12番手でフィニッシュ。
最後尾からのスタートとなった角田裕毅は、オープニングラップで14番手まで順位を上げ、13番手を走行中の27周目にミディアムタイヤに交換。この交換が上位勢のピットストップの引き金となる。赤旗中断時には10番手にいた角田裕毅だったが、ペレス同様にソフトタイヤを選択が機能せずに単独スピン。最終的に13位でレースを終えた。
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1イタリアGP
日曜日のイモラは予報通りに雨が降る。レコノサンスラップではフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)がクラッシュしてフロントウイングを交換するなど、スタート前から波乱が予想されるコンディション。全車雨用タイヤでレースはスタートした。
レースは34周にバルテリ・ボッタス(メルセデス)とジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)のクラッシュによって赤旗中断。そこを境に2つのパートに分かれたようなレースとなった。
優勝は3番グリッドからスタートしたマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)。ポールポジションからスタートしたルイス・ハミルトン(メルセデス)とスタートで並んだフェルスタッペンは、軽く接触しながらもトップに躍り出る。その後、乾いていく路面とインターミディエイトタイヤの摩耗に苦しんでハイルトンに2秒以内に迫られるが、28周目にドライタイヤに交換してトップをキープ。リスタート前のフォーメーションラップでスピンしかける場面もあったが、それ以降は危なげない走りで優勝。通算11勝目。開幕戦の雪辱を果たした。
2位はルイス・ハミルトン。オープニングラップのフェルスタッペンとの接触でフロントウイングに小さなダメージを負ったハミルトンだったが、ドライタイヤに交換した29周までに一時は5秒以上あった差を2秒以内まで縮めるパフォーマンスを見せた。しかし、その直後の31周目にバックマーカーを抜こうとしてコースオフ。フロントウイングを壊してなんとかピットに戻る。だが、そこで赤旗中断という運が味方した。マシンを修理し、新品タイヤを履いたハミルトンは素晴らしい挽回を見せて2位でフィニッシュ。最終ラップではファステストラップを記録してランキング首位の座を守った。
3位はマクラーレンのランド・ノリスが自身2度目の表彰台を獲得した。4位にシャルル・ルクレール、5位にカルロス・サインツとフェラーリ勢、6位にダニエル・リカルド(マクラーレン)、7位にランス・ストロール(アストンマーティン)。
8位はアルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリー。5番グリッドからスタートしたガスリーだったが、ウエットタイヤでスタートするというチョイスが裏目に出てしまい、序盤に順位を落とし、インターに交換したことでさらに後方に落とし、赤旗中断時には14番手にいた。しかし、リスタート後に挽回し、2ポイントを獲得した。9位にキミ・ライコネン(アルファロメオ)、10位にエステバン・オコン(アルピーヌ)が今季初ポイントを獲得した。
2番グリッドからスタートしたレッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスは、オープニングラップで4番手に後退。さらにニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)のクラッシュによって入ったセーフティカー期間中にコースアウトした後、2台を抜いて順位を取り戻したことで10秒のストップ&ゴー・ペナルティを科せられる。赤旗中断時には4番手にいたセルジオ・ペレスだが、ソフトタイヤを選択したことが裏目に出て単独スピン。その後もコースオフなどもあり、12番手でフィニッシュ。
最後尾からのスタートとなった角田裕毅は、オープニングラップで14番手まで順位を上げ、13番手を走行中の27周目にミディアムタイヤに交換。この交換が上位勢のピットストップの引き金となる。赤旗中断時には10番手にいた角田裕毅だったが、ペレス同様にソフトタイヤを選択が機能せずに単独スピン。最終的に13位でレースを終えた。
2021年 第2戦 F1エミリア・ロマーニャGP 決勝 結果
順位 | No | ドライバー | チーム | GAP | INT | PIT |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル・ホンダ | LAP | 63 | 2 |
2 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 22.000 | 22.000 | 4 |
3 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン | 23.702 | 1.702 | 2 |
4 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 25.579 | 1.877 | 2 |
5 | 55 | カルロス・サインツ | フェラーリ | 27.036 | 1.457 | 2 |
6 | 3 | ダニエル・リカルド | マクラーレン | 51.220 | 24.184 | 2 |
7 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン | 51.909 | 0.689 | 3 |
8 | 10 | ピエール・ガスリー | アルファタウリ・ホンダ | 52.818 | 0.909 | 4 |
9 | 7 | キミ・ライコネン | アルファロメオ | 64.773 | 11.955 | 3 |
10 | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ | 65.704 | 0.931 | 5 |
11 | 14 | フェルナンド・アロンソ | アルピーヌ | 66.561 | 0.857 | 3 |
12 | 11 | セルジオ・ペレス | レッドブル・ホンダ | 67.151 | 0.590 | 2 |
13 | 26 | 角田裕毅 | アルファタウリ・ホンダ | 73.184 | 6.033 | 3 |
14 | 99 | アントニオ・ジョビナッツィ | アルファロメオ | 1L | 17.449 | 4 |
15 | 5 | セバスチャン・ベッテル | アストンマーティン | 6 | ||
16 | 47 | ミック・シューマッハ | ハース | 2L | 68.296 | 4 |
17 | 9 | ニキータ・マゼピン | ハース | 2L | 68.228 | 4 |
DNF | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1 | ||
DNF | 63 | ジョージ・ラッセル | ウィリアムズ | 1 | ||
DNF | 6 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ | 0 |
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1イタリアGP