F1アイフェルGP フリー走行1回目:悪天候によりヘリが飛べず中止
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新型コロナウイルスの世界的流行によってカレンダーは変更となり、ヨーロッパのいくつかのサーキットとともに最初に発表されたカレンダーには掲載されていなかったニュルブルクリンクがカレンダーに組み込まれることになった。
F1ドイツGPという名称が使用されないのは、その名称がドイツ国内の自動車クラブ『Automobilclub von Deutschland(AvD)』に属しているためであり、サーキットがレース自体を運営する今回は、ニュルブルクリンクのある地域にちなんでF1アイフェルGPという名称で開催される。
予報されたとおり、セッション開始前からニュルブルクリンクには雨が降り、開始時刻を迎えてもメディカルヘリが飛べないため30分のディレイ。その後、再び30分のディレイののち、現地時間12時にセッション中止となった。
ニュルブルクリンクでは2013年以来のグランプリとなり、当時とはマシンの空力レギュレーションが変更され、エンジンもまったく新しいパワーユニットになっているため、チームとしてはしっかり走ってデータを取りたいところだったが、残念ながら、走行することができなかった。
また、今回のフリー走行1回目では、フェラーリのジュニアドライバーであるミック・シューマッハがアルファロメオ、カラム・アイロットがハースから出走してグランプリ週末デビューを果たすことになっていたが、それも実現しなかった。
F1アイフェルGP フリー走行2回目は、この後22時(現地時間15時)から予定されている。
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