F1ベルギーGP フリー走行2回目:ホンダPUのフェルスタッペンが初日首位
2020年のF1世界選手権 第7戦 F1ベルギーGPのフリー走行2回目が8月28日(金)、スパ・フランコルシャンで行われ、ホンダのF1エンジンを搭載するレッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンが初日のトップタイムを記録した。
F1の前に行われたFIA-F3の予選でサーキットには雨が降ったが、FP2の開始時刻には晴れ間も見え、気温は16度、路面温度は23度とそれほど温度には差はないで90分間のセッションはスタート。
序盤はあまり走行がなかったが、FP1で走ることができなかったアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)を皮切りに徐々にコースイン。全マシンがミディアムもしくはハードタイヤで走行を開始。4~11周を走行した後、ソフトタイヤに切り替えて予選にむけたマシン調整に移行。一通りタイムアタックを行った後は決勝を見据えたロングランに移行した。
FP1でトラブルが発生してタイムを記録できなかったハースの2台はPUを交換。残り30分の時点で走行を開始する。
残り20分に差し掛かろうとしたところでダニエル・リカルド(ルノー)にパワーユニット関連と思われるトラブルでマシンをストップするように指示。バーチャルセーフティカーが入る。
再開後、今後は残り10分に差し掛かろうとしたところでターン1のデブリを除去するために赤旗中断。数分で赤旗は解除され、多くのドライバーがミディアムもしくはハードで走行してセッションは終了。予報された雨が降ることはなかった。
F1ベルギーGP フリー走行2回目のトップタイムを記録したのはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンで1分43秒744をマーク。チームメイトのアレクサンダー・アルボンは0.390秒差の4番手につけた。
2番手は0.048秒差でルノーF1のダニエル・リカルド。しかし、パワーユニット関連の問題によって12周しか走行することができなかった。
3番手は0.096秒差でメルセデスF1のルイス・ハミルトン。トップ3は0.1秒以内の僅差のセッションとなった。
5番手にはセルジオ・ペレス(レーシング・ポイント)、6番手にはバルテリ・ボッタス(メルセデス)、7番手にランド・ノリス(マクラーレン)、8番手にはエステバン・オコン(ルノー)、9番手にカルロス・サインツ(マクラーレン)が続き、10番手にはアルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリー。11番手のランス・ストロールまでは1秒以内と中団は接戦となっている
フェラーリはシャルル・ルクレールが15番手、セバスチャン・ベッテルが17番手。順位以上に1.696秒差、1.939秒差というトップとのタイム差、アルファロメオを2台に上回られた上に、ウィリアムズの1台が間に割って入っている状況に苦戦が見てとれる。
ハースの2台はそれぞれ12周ずつしか走れず、タイムを記録できなかったFP1と合わせて厳しい週末のスタートとなっている。
F1ベルギーGP フリー走行3回目は8月29日(土)の19時(現地時間12時)から行われる。
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1ベルギーGP
F1の前に行われたFIA-F3の予選でサーキットには雨が降ったが、FP2の開始時刻には晴れ間も見え、気温は16度、路面温度は23度とそれほど温度には差はないで90分間のセッションはスタート。
序盤はあまり走行がなかったが、FP1で走ることができなかったアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)を皮切りに徐々にコースイン。全マシンがミディアムもしくはハードタイヤで走行を開始。4~11周を走行した後、ソフトタイヤに切り替えて予選にむけたマシン調整に移行。一通りタイムアタックを行った後は決勝を見据えたロングランに移行した。
FP1でトラブルが発生してタイムを記録できなかったハースの2台はPUを交換。残り30分の時点で走行を開始する。
残り20分に差し掛かろうとしたところでダニエル・リカルド(ルノー)にパワーユニット関連と思われるトラブルでマシンをストップするように指示。バーチャルセーフティカーが入る。
再開後、今後は残り10分に差し掛かろうとしたところでターン1のデブリを除去するために赤旗中断。数分で赤旗は解除され、多くのドライバーがミディアムもしくはハードで走行してセッションは終了。予報された雨が降ることはなかった。
F1ベルギーGP フリー走行2回目のトップタイムを記録したのはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンで1分43秒744をマーク。チームメイトのアレクサンダー・アルボンは0.390秒差の4番手につけた。
2番手は0.048秒差でルノーF1のダニエル・リカルド。しかし、パワーユニット関連の問題によって12周しか走行することができなかった。
3番手は0.096秒差でメルセデスF1のルイス・ハミルトン。トップ3は0.1秒以内の僅差のセッションとなった。
5番手にはセルジオ・ペレス(レーシング・ポイント)、6番手にはバルテリ・ボッタス(メルセデス)、7番手にランド・ノリス(マクラーレン)、8番手にはエステバン・オコン(ルノー)、9番手にカルロス・サインツ(マクラーレン)が続き、10番手にはアルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリー。11番手のランス・ストロールまでは1秒以内と中団は接戦となっている
フェラーリはシャルル・ルクレールが15番手、セバスチャン・ベッテルが17番手。順位以上に1.696秒差、1.939秒差というトップとのタイム差、アルファロメオを2台に上回られた上に、ウィリアムズの1台が間に割って入っている状況に苦戦が見てとれる。
ハースの2台はそれぞれ12周ずつしか走れず、タイムを記録できなかったFP1と合わせて厳しい週末のスタートとなっている。
F1ベルギーGP フリー走行3回目は8月29日(土)の19時(現地時間12時)から行われる。
2020年 第7戦 F1ベルギーGP フリー走行2回目 結果・タイム
順位 | No | ドライバー | チーム | ベストタイム | GAP | 周回 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル・ホンダ | 1分43秒744 | 21 | |
2 | 3 | ダニエル・リカルド | ルノー | 1分43秒792 | 0.048 | 12 |
3 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1分43秒840 | 0.096 | 23 |
4 | 23 | アレクサンダー・アルボン | レッドブル・ホンダ | 1分44秒134 | 0.390 | 21 |
5 | 11 | セルジオ・ペレス | レーシングポイント | 1分44秒137 | 0.393 | 23 |
6 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1分44秒162 | 0.418 | 27 |
7 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1分44秒168 | 0.424 | 22 |
8 | 31 | エステバン・オコン | ルノー | 1分44秒208 | 0.464 | 23 |
9 | 55 | カルロス・サインツ | マクラーレン | 1分44秒474 | 0.730 | 23 |
10 | 10 | ピエール・ガスリー | アルファタウリ・ホンダ | 1分44秒600 | 0.856 | 27 |
11 | 18 | ランス・ストロール | レーシングポイント | 1分44秒678 | 0.934 | 23 |
12 | 26 | ダニール・クビアト | アルファタウリ・ホンダ | 1分44秒826 | 1.082 | 26 |
13 | 99 | アントニオ・ジョビナッツィ | アルファロメオ | 1分44秒861 | 1.117 | 29 |
14 | 7 | キミ・ライコネン | アルファロメオ | 1分44秒896 | 1.152 | 23 |
15 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1分45秒440 | 1.696 | 19 |
16 | 63 | ジョージ・ラッセル | ウィリアムズ | 1分45秒463 | 1.719 | 25 |
17 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 1分45秒683 | 1.939 | 21 |
18 | 8 | ロマン・グロージャン | ハース | 1分45秒774 | 2.030 | 26 |
19 | 6 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ | 1分45秒834 | 2.090 | 12 |
20 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース | 1分46秒242 | 2.498 | 12 |
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