F1イギリスGP フリー走行1回目:レッドブルF1のフェルスタッペンが首位
2020年のF1世界選手権 第4戦 F1イギリスGPのフリー走行1回目が7月31日(金)にシルバーストン・サーキットで行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)がトップタイムを記録した。
1週間のインターバルを置いて、F1は再び3連戦を迎える。第4戦の舞台はシルバーストン。カレンダーの中でも随一の高速コースとして知られ、周辺はいわゆる“モータースポーツ・ビレッジ”と呼ばれ、多くのチームやマニファクチャラーが拠点を構えている。
木曜日には残念なニュースがあった。レーシング・ポイントF1のセルジオ・ペレスが新型コロナウイルス検査で陽性反応が出たためF1イギリスGPの欠場が決定。チームは金曜日になって代役としてニコ・ヒュルケンベルグを起用することを発表した。
金曜日の天候は晴れ。気温29.2度、路面温度37.7度のドライコンディションで90分のFP1セッションはスタートした。
ニコ・ヒュルケンベルグは開始10分前に走行できることが確定。数周ずつ慎重に走行を重ねながら、ペダル類やシート、シートベルトなどの調整を行っている。F1公式サイトのライブタイミングも急遽のドライバー変更のためかバグが発生している。
セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)は、2周のインストレーションラップ後にインタークーラーに問題が検出され、そのままセッションを終了している。
開始から30分が経過しようとしているところで、アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)がコースオフ。コース上に戻ってきたタイヤがパンクしてトレッドが剥がれており、マシンを破壊しながら走行。コース上にカーボンパーツのデブリが撒き散らされたことで赤旗中断となった。その直前にはキミ・ライコネンもスピンを喫しており、アルファロメオ勢は厳しいスタートとなっている。
セッションが折り返した時点でトップタイムはルイス・ハミルトン、2番手タイムはバルテリ・ボッタスとメルセデス勢。ソフトタイヤのメルセデス勢に対して、3番手にはマックス・フェルスタッペンがハードタイヤでトップから0.532秒差につけている。ニコ・ヒュルケンベルグは、チームメイトのランス・ストロールから0.7秒差の8番手につけている。
その後、各チームはロングランに移行。今後のセッションにむけたデータ収集に取り組んだ。
F1イギリスGPのトップタイムを記録したのはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。ソフトタイヤで1分27秒422をマーク。チームメイトのアレクサンダー・アルボンは0.707秒差の4番手タイムを記録。開幕3戦ではRB16のバランス不足に苦労していたレッドブル・ホンダだったが、思っていたよりも良い形で週末をスタートした。
2番手には0.474秒差でルイス・ハミルトン(メルセデス)、3番手には0.582秒差でランス・ストロール(レーシング・ポイント)が続いた。
急遽F1イギリスGPへの参戦が決まったニコ・ヒュルケンベルグは、初めて乗ったマシンでトップから1.170秒差の9番手タイムを記録。“ピンクメルセデス”が高速のシルバーストンでも機能していることを示すことになった。
アルファタウリ・ホンダF1は、ダニール・クビアトが10番手、ピエール・ガスリーが11番手とマクラーレン勢を上回るタイムを記録した。
F1イギリスGP フリー走行2回目はこのあと23時(現地時間15時)から行われる。
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1イギリスGP
1週間のインターバルを置いて、F1は再び3連戦を迎える。第4戦の舞台はシルバーストン。カレンダーの中でも随一の高速コースとして知られ、周辺はいわゆる“モータースポーツ・ビレッジ”と呼ばれ、多くのチームやマニファクチャラーが拠点を構えている。
木曜日には残念なニュースがあった。レーシング・ポイントF1のセルジオ・ペレスが新型コロナウイルス検査で陽性反応が出たためF1イギリスGPの欠場が決定。チームは金曜日になって代役としてニコ・ヒュルケンベルグを起用することを発表した。
金曜日の天候は晴れ。気温29.2度、路面温度37.7度のドライコンディションで90分のFP1セッションはスタートした。
ニコ・ヒュルケンベルグは開始10分前に走行できることが確定。数周ずつ慎重に走行を重ねながら、ペダル類やシート、シートベルトなどの調整を行っている。F1公式サイトのライブタイミングも急遽のドライバー変更のためかバグが発生している。
セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)は、2周のインストレーションラップ後にインタークーラーに問題が検出され、そのままセッションを終了している。
開始から30分が経過しようとしているところで、アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)がコースオフ。コース上に戻ってきたタイヤがパンクしてトレッドが剥がれており、マシンを破壊しながら走行。コース上にカーボンパーツのデブリが撒き散らされたことで赤旗中断となった。その直前にはキミ・ライコネンもスピンを喫しており、アルファロメオ勢は厳しいスタートとなっている。
セッションが折り返した時点でトップタイムはルイス・ハミルトン、2番手タイムはバルテリ・ボッタスとメルセデス勢。ソフトタイヤのメルセデス勢に対して、3番手にはマックス・フェルスタッペンがハードタイヤでトップから0.532秒差につけている。ニコ・ヒュルケンベルグは、チームメイトのランス・ストロールから0.7秒差の8番手につけている。
その後、各チームはロングランに移行。今後のセッションにむけたデータ収集に取り組んだ。
F1イギリスGPのトップタイムを記録したのはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。ソフトタイヤで1分27秒422をマーク。チームメイトのアレクサンダー・アルボンは0.707秒差の4番手タイムを記録。開幕3戦ではRB16のバランス不足に苦労していたレッドブル・ホンダだったが、思っていたよりも良い形で週末をスタートした。
2番手には0.474秒差でルイス・ハミルトン(メルセデス)、3番手には0.582秒差でランス・ストロール(レーシング・ポイント)が続いた。
急遽F1イギリスGPへの参戦が決まったニコ・ヒュルケンベルグは、初めて乗ったマシンでトップから1.170秒差の9番手タイムを記録。“ピンクメルセデス”が高速のシルバーストンでも機能していることを示すことになった。
アルファタウリ・ホンダF1は、ダニール・クビアトが10番手、ピエール・ガスリーが11番手とマクラーレン勢を上回るタイムを記録した。
F1イギリスGP フリー走行2回目はこのあと23時(現地時間15時)から行われる。
2020年 第4戦 F1イギリスGP フリー走行1回目 結果
順位 | No | ドライバー | チーム | ベストタイム | GAP | 周回 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル・ホンダ | 1分27秒422 | 27 | |
2 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1分27秒896 | 0.474 | 27 |
3 | 18 | ランス・ストロール | レーシングポイント | 1分28秒004 | 0.582 | 22 |
4 | 23 | アレクサンダー・アルボン | レッドブル・ホンダ | 1分28秒129 | 0.707 | 24 |
5 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1分28秒221 | 0.799 | 22 |
6 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1分28秒519 | 1.097 | 29 |
7 | 31 | エステバン・オコン | ルノー | 1分28秒559 | 1.137 | 26 |
8 | 3 | ダニエル・リカルド | ルノー | 1分28秒575 | 1.153 | 22 |
9 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | レーシングポイント | 1分28秒592 | 1.170 | 23 |
10 | 26 | ダニール・クビアト | アルファタウリ・ホンダ | 1分28秒868 | 1.446 | 21 |
11 | 10 | ピエール・ガスリー | アルファタウリ・ホンダ | 1分28秒909 | 1.487 | 24 |
12 | 55 | カルロス・サインツ | マクラーレン | 1分28秒988 | 1.566 | 24 |
13 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1分28秒990 | 1.568 | 22 |
14 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース | 1分29秒532 | 2.110 | 23 |
15 | 8 | ロマン・グロージャン | ハース | 1分29秒576 | 2.154 | 25 |
16 | 7 | キミ・ライコネン | アルファロメオ | 1分29秒746 | 2.324 | 24 |
17 | 63 | ジョージ・ラッセル | ウィリアムズ | 1分29秒899 | 2.477 | 23 |
18 | 99 | アントニオ・ジョビナッツィ | アルファロメオ | 1分29秒925 | 2.503 | 17 |
19 | 88 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ | 1分30秒703 | 3.281 | 20 |
20 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | No Time | 2 |
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